2006年07月27日

知っておきたい「雷」の話 第8回

第6回の続きです。また“家庭用耐雷システム”を見てみましょう。この図では雷サージの4つの進入路(電灯線、電話線、アンテナ、アース)をもれなくガードしています。工事費は別ですが4つの機器の合計金額31080円(税込み)。調べた限りではネットで割引き販売はしていませんでした。
 このシステムを取り付けるかどうかは自然村の家の利用頻度と置いてある電気製品の値段で判断すればよいでしょう。たまにしか利用しないならあぶない製品のコンセントを抜いて帰ればほぼ大丈夫ですから。
 永住の方やよく別荘利用する方には、最低でもサージ対応のタップ利用をおすすめします。安物でなく5000アンペア以上の耐サージのものを以下のHPを参考に、用途別に選びましょう。予算的には上記システムよりは低く抑えられます。
   ★http://www.sanwa.co.jp/seihin_joho/thunder_guard/spec.html
 繰り返しになりますが、どんな避雷製品をつけていても、雷が近づいてきたら、コンセントを抜く習慣をつけましょう。さらに高価なテレビやDVDデッキがあればアンテナ線を、パソコンやモデムのためには電話線を外すようにしましょう。

知っておきたい「雷」の話 第7回

”前回のつづき”でなく、今回はパソコンの雷対策です。かわら版を読んで下さっている会員の方は当たり前ですがパソコンをお持ちなので、急遽、掲載の順番を変更しました。
 雷サージの被害が多く、最も参るのがパソコンやその周辺機器です。本体が高価なのはもちろん、貴重なデータや写真が一瞬でパーになってしまうのですから。
 ところが自然村のパソコンの雷被害はまだ無いのです。村内のパソコン普及率が低いのと、お持ちの方の家が運がいいかすでに手を打ってあるからでしょう。

 いいホームページが2つありました。これを呼んでいただければ十分です。
   ★http://www.tdk.co.jp/techmag/knowledge/200507u/index.htm
   ★http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd06.nsf/jtechinfo/SYJ0-0294CEA#b
 そして、ADSLにも対処しているこの品がおすすめです。値段はまあまあ。もちろん直撃雷や至近に落雷した場合は不運と諦めましょう。