2015年07月08日

那須町が誇る伝統芸能 「半俵の寒念仏」

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半俵(はんびょう)の寒念仏(かんねんぶつ)と読みます。那須町北西の半俵地区で年2回、「寒の入り」と「夏の土用」に行われます。源義経の奥州逃避行の伝説を起源とする念仏踊りでひっそりとよくぞ守られてきたと感心します。
今年の「夏の土用」公演は7月20日(月)。午後1時から半俵公民館で披露されます。問合せは那須町文化センター0287-72-6565へ。

 写真はともに那須町広報に以前掲載されたもの。2人の演者の頭上に注目!30cmほどの人形は義経と弁慶です。どんな踊りになるか興味わきますよね…そう、これが(財)地域創造のホームページで見れるのです。
 このビデオ映像には3分のダイジェスト版がありますが、14分23秒の本編がオススメです。切り絵と語りべ三本木ツヤさんによる伝説の話と念仏踊りを伝える地元の人々の熱意がとてもいいのです。
⇒地図:半俵公民館

真昼のお神輿見物はいかが 黒田原夏祭り・八雲神社祭例

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夏になると全国各地の八雲神社でいっせいに「疫神除け」の御利益を求めて祭りが行われる。黒田原の八雲神社例大祭は毎年7月の第3土曜だが、今年は第4土曜日の25日、「黒田原夏祭り」と併せて行われる。暑いさなかの正午に那須町役場前通りから、八雲会の若い衆が担ぐ神輿が出発し地区内を練り歩く。駅前通りには屋台も出て子供たちにも夜まで楽しい一日となる(上掲のポスターのプログラム参照)。

<参考> 八雲神社は天照大神の弟であるスサノオ(素盞嗚)を祭神とする。社名は日本神話においてスサノオが詠んだ歌「八雲立つ出雲八重垣妻籠に八重垣作るその八重垣を」の八雲に因むものである。総本社は京都の八坂神社。黒田原の八雲神社例大祭は黒田原神社が執り行っている。

鈴木正幸さんの米作り ―― 田植え後の現況報告

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5月中旬に田植えをした田んぼの今は写真の通り。有機栽培による収穫を目指し自然村の仲間と田植えをした記事はかわら版で紹介しましたが、順調に育っているようです。
 田んぼの場所は伊王野道の駅からヒガンバナの群生地で有名な簑沢(みのさわ)のさらに奥に入った山間の地にあります。時たま雑草の駆除には出かけているそうですが、田んぼを提供してくれている農家の方も面倒をみてくれているおかげでどの苗も見事に大きく元気に育っています。秋の収穫が待ち遠しいと仲間のひとり I さんが写真を見せながら語ってくれました。

<編集長から> お米がどう作られていくのか、都会住まいのほとんどの会員さんはご存知なかったと思いますので、かわら版では米粒になるまでこれからも逐一お知らせしようと考えています。