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梅雨が明けると村内の道路端に次々とヤマユリが花をつけて、散歩の目を楽しませてくれます。いつも同じ場所に咲き、年ごとに花の数が増えているようなので、調べたらまさにその通り。発芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、また株が古いほど多くの花をつけ、豪華で華麗であることから、「ユリの王様」と呼ばれているそうです。
そして、三森村長は株のある場所を知っているので「気を付けながら下草刈りをしているんだ」とお聞きした事を思い出しました。
<蛇足> ヤマユリは日本特産で、1873年、ウィーン万博で紹介され、ヨーロッパで注目を浴び、以後、球根は大正時代まで主要な輸出品のひとつであったそうです。
また、ヤマユリが咲く一時期、アユがさっぱり釣れなくなるそうで、釣人たちは”百合隠れ”、”土用隠れ”と呼んでいます。