那須自然村協会の会員が編集するブログです。
那須温泉(ゆぜん)神社では、午後4時、神職が破魔矢を放ち厄除けの豆まきが繰り広げられます。豆だけでなく他と比べとても多くの品がまかれるので昔から喜ばれています。(写真中)は地元おばさんの戦利品。カゴを用意してくるとはさすがベテラン!
人気があるのが空くじ無しで景品がもらえる100円の福豆袋(写真右の@)。中に豆と番号札が入っています。電化製品や一升瓶、レストランの食事券など高価な景品も多く、一人一袋で3時半から配られます。用意の福豆袋がなくなるまで並び直せるので3時前から行列ができます(写真右のA)。景品の発表、引き換えは豆まき終了後に行われます(写真右のB)。元は取れましたが私は外れでした(写真右のC)。
芦野にある那須歴史探訪館で2月5日(日)まで開催しています。どんな企画・展示かは那須町公式FACEBOOKに載っています。時間は9〜17時、入館200円。 地図
<ひとこと> この那須歴史探訪館は新国立競技場の設計者である隅研吾(くまけんご)氏の設計で2000年(平成12年)に建てられました。
初市や、だるま市のように初春の縁日を楽しむ風習が栃木県ではまだ各地に残っていていて、花市(はないち)と呼ばれています。元旦が1年の始まりならば、花市は春の始まりです。植木や縁起物のほか露店が並び、レトロな味わいもあります。
那須地方の花市は、1月〜2月に日を変えながら合併前の旧市町村単位でそれぞれ町の中心で開催され、近郷近在の大人や子供たちでとても賑わいます。
那須町では1月21日土曜日に、ことしも那須町役場通りで開かれます。時間は午前11時から午後6時まで。散歩がてらにいかがですか。写真はここ数年の花市風景ですが那須町観光協会の動画もあります。
黒磯花市は1月28日(土)、黒磯駅前・ヨークベニマル付近で。大田原花市は1月12日(木)市役所通り、旧黒羽町は1月22日(日)です。
那須町と友好都市である茨城県大洗町。特産といえば「しらす」と「あんこう」ですが、しらすは生と釜揚げの2色しらす丼で。あんこうは、寒い時にピッタリのあんこう汁として楽しめます。そして今年は「あんこうの吊るし切り」の実演が見られます。
<参考> 表面がヌルヌルして図体の大きいアンコウ(鮟鱇)はまな板の上では捌きづらい。そのための独特の解体法が「吊るし切り」です。また鮟鱇は捨てる部位がほとんど無く、柳肉(身肉、頬肉)、皮、水袋(胃)、キモ(肝臓)、ヌノ(卵巣)、えら、トモ(ヒレ)が食用にされ、これを「七つ道具」と呼び、鮟鱇鍋ではそれぞれの味と歯応えを楽しめます。
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=G-DvjaKSuhc#t=969.3802478