那須自然村協会の会員が編集するブログです。
自然村の中には様々な野生の花が咲いていますが、キツネノカミソリも数カ所で群生しています。
この変わった名前の花の由来は諸説ありますが、名前に似ないかわいい花です。五八峠の奥の群生は少しづつ数を増している様です、この様な場所は大切にしたいですね。
サギソウは植木鉢で見るものと決まっているようですが、全国的にも見学できる自生地は少なく貴重です。場所は、自然村平成門から車で10分、国道294号の寄居へ抜ける県道の途中の笹平湿地で、木道が整備され、誰でも気軽に見学できます。
サギソウの開花期は7月中旬〜9月上旬、ラン科なので1つの花の開花期間は長く約10日〜2週間あり、8月いっぱいが最盛期で、順次咲きます。
昨年は開花している花が少なかったのですが、今年は湿地の中の方まで咲いていて数が少し増えた様な気がします。撮影した日は小雨が降っていて雨に濡れた花が重たげでした。
自然村ハイキング同好会では7月31日、8月1日に一泊で尾瀬のハイキングに行きました。
31日朝5時に管理事務所前に男女5人づつ総勢10人が2台の車に乗り出発、尾瀬御池に到着し、8時半頃から燧裏林道を今夜の宿泊地東電小屋をめざします。天気は青空も見えてまずまずです。後ろに燧ヶ岳、前に至仏山を見て一行は進みました。途中6人は三条ノ滝を見るため別行動しましたが、結構キツかったそうです。合流して東電小屋に4時頃到着、走行距離は8キロ位でした。二日目は7時頃出発し、沼尻、長蔵小屋、尾瀬沼から沼山峠を経て御池まで約9キロの行程です。湿原の木道は快適です、周りにはニッコウキスゲ、キンコウカやユリ等花畑の様でした。しゃべったり写真を撮ったり楽しい山行です。
二日で16~17キロの歩きで皆さん大分疲れられた様でしたが、けがやアクシデントも無く元気に帰路につかれました。