2011年4月

編集部からお知らせ

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衝撃のあの日の午後から50日が経ちました。石一つ戻すにも自然の力のエネルギーに圧倒され続けています。東日本大震災以後、かわら版は自然村の震災に関わる情報に特定してきましたが、5月1日から、以前と同様に自然村を中心とした那須の生活に便利で役立つ情報も掲載して参ります。引き続きご愛読をお願いいたします。
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ピンポイント天気予報★那須高原(那須町大沢 標高749m)を基準とした予報です
ライブカメラ★那須岳中腹の大丸駐車場(標高1300m)に設置。24時間見られます
黒磯アメダス★標高343mは自然村とほぼ同じ、今の気温と天候の参考になります

管理事務所から : 第129回理事会開催のお知らせ

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活発な議論が繰り広げられた4月17日の第37回総会を受けて、初めての理事会となります。傍聴席を設けてありますので連休でお越しの会員さんもぜひお出でください。

水道全戸復旧に寄せて 水道パイプ物語 前編

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創立以来37年、村内の水道網は村域拡大に合わせて次々と広がっていきました。水道管は、これまでのパイプに新しいパイプをつないでどんどん延びていきました。30年も越えるとさすがに老朽化した部分が随所に生じ漏水率は二桁を大幅に超えて、修理しても追い付かなくなりつつありました。遠くない将来、パイプの全面取り換えを考えていた矢先、今回の東日本大震災です。
 震災後、早急の復旧を施そうと調べたら、地中のパイプは想像をはるかに超えてズタズタの状態と判明。中村会長は総額2千万円という経費に現在の財政を考え苦慮した結果、村内全パイプの取換えを決断しました。
 これまでにも中村会長は水道パイプの研究、使用テストをしていましたので、新設パイプは地震等の災害に強い最新のポリエチレン二層管を採用。村内の地形、土壌などを知り抜いた山和建設さんに工事を発注し自らも指揮を取って給水パイプによる漏水率0%の未来永劫?安心の給水体制に向けて立ち上がりました。

水道パイプ物語 後編

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新設パイプの直径は5pと2pの2種類。5pは幹線用・支線用です。2pは戸別線、いわゆる枝管で、1本の枝管の利用戸数は水圧を十分に維持できるよう3軒以内としました。大元の水道タンクからは5系統の幹線に分かれ、系統ごとに「漏水測定メーター器」を設置しました。
 写真左は幹線と幹線の接続部分です。写真中はお分かりのように幹線と戸別線(枝管)の分岐部分です。戸別線を家のメーターに接続したのが右の写真です。
 ここで、皆さまに注意して頂きたい大切なポイントがあります。写真右のメーター(水量計)から先は皆さまの家の蛇口につながる訳ですが、この間は以前の古いパイプのままです。つまり、このメーター(水量計)から蛇口までの間のパイプが割れたりズレたりしていると、どんどん地中に漏れて、お宅のメーターの数値はとんでもない事になりかねません。今回の地震のエネルギーを考えるとどなたも必ず点検致しましょう。
 点検方法は簡単です。すべての蛇口を止め、水量計の蓋をあけ「針」をじっくり眺め、ピクリとも動かなければOKです。万一、針が回っていたら管理事務所に連絡しましょう。連日、大きな余震が続いていますので、別荘利用の方は必ず元栓を閉めてお帰り下さい。

管理事務所から :村内上水道が全戸復旧しました

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これまで、時間給水を伴う4月末全戸復旧を計画に工事を進めてきました。しかし山和建設さんの不休の突貫工事により、連休前の本日27日、時間制限なしの全戸24時間完全通水が実現されました。ご不便をおかけしてきた会員の皆さまに謹んでご報告いたします。

那須町が損害の大きな自然村別荘の調査に来ます

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今回の地震で大きな被害を受けた別荘には固定資産税の減免が適用されます。自然村協会の要請で、那須町税務課の調査が26・27・28日の3日間、実施されます。各個人で手配されてすでに調査が終わっている建物を除き、被害が大きいと思われる約50棟が対象となります。
 調査により@全壊、A大規模半壊、B半壊、C一部破損の4段階に後日判定され、結果は各持ち主に連休後10日ごろまでに町から郵送で知らされます。
 なお、固定資産税の減免の対象となる家屋は損害の割合が20%以上とされています。例えば屋根瓦の一部が落ち、外壁に数ヶ所のヒビが入り、内壁の一部が損傷した程度だと減免の対象とはならないそうです。    (写真はイメージです)

昨日は一日中、雨が降り続きました

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23日の土曜日、芦野御殿山の桜は散りはじめ、私のいちばん好きな花の見ごろです。しかし朝から本降りの雨で午後には那須地方には大雨警報が出されました。夜おそくまで時折り激しく降り続きました。
 これだけの雨が降ると、気になるのが放射能です。海外ではこんなとらえ方がされています。なお自然村から福島原発までは80キロmちょっと、那須町の放射線量は東京の3〜5倍の0.2マイクロシーベルト/時前後で続いています。もちろん国の発表では、自然村の数値は大丈夫ですが…。

まずこちらの動画を!⇒FNNニュース:米エネルギー省
次ぎに⇒毎日JP4月20日:福島第1原発: 80キロ圏内年1ミリシーベルト超 米予測

こちらも参考に!⇒First-Year Dose Estimate commencing March 16, 2011
「僕らはこういう現状の推測値をその計算仮定と共に一番知りたいのだ。それなのに、一番信頼できるのが米国機関の情報とはね。なぜ他国の情報を参考にしないといけないのだろう?なぜ、日本の政府機関はこういう情報をだしてくれないのか?」というコメントに、私も自分を守るため勉強しないと、と思いました。
<追記> 雨が降ると放射線量はこんなに変わるという福島市の例を見つけました。

ゴルフ同好会からお知らせ

3月・4月の自然村同好会コンペは地震により中止となりましたが、5月から新年度第1回のコンペを以下により実施いたします。
 ダイナミックGCは福島県白河市。22日の白河の放射線量は0.69μSv/hで、那須町の0.20μSv/hの3.5倍ですが、プレイ時間は5時間足らず、僅か3μSvの被曝ですので人体には全く影響がありません。福島県経済に寄与するため?ふるってご参加下さい。ゴルフ場のクラブバスが自然村まで送迎してくれます。

 第104回 自然村ゴルフ同好会コンペ

 日 時 5月20日(金) 9時01分スタート
 場 所 ザ・ダイナミックゴルフ倶楽部
 費 用 参加費1500円 プレー費(食事付) セルフ4990円、キャディ付8200円位
 集 合 グルメロッジ前 7:45 

地震で生じた粗大ごみの持ち込み無料は28日までです

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今週末に地震後初めて、または2度目、3度目の来村を予定の方は多いと思われます。那須町の、震災による廃棄物の受け入れ体制は4月28日を一応の期限としています。地震で壊れた粗大ゴミやTV、洗濯機などの家電製品もこの日までクリーンセンターに持ち込めば無料で引き取ってもらえます。土曜日は休みですが24日の日曜は午前中オープンですから週末では最後のチャンスです。
 燃えないゴミは自然村ゴミセンターでOKですが、大量の場合は、車に積んだらそのままクリーンセンターまで持ち込みましょう。管理事務所スタッフが大いに助かります。写真中はクリーンセンター入口付近。左手のゲートに入ると、自家用車で持ち込んだ廃棄物を次々と手際よくさばいてくれます。
地図:クリーンセンター那須(自然村から車で5分です)

地震災害に関して「那須町広報」の臨時増刊が発行されました

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被災建物について那須町の対応部分を、抜粋して紹介します。これによりますと、ある程度の保障が受けられる建物は「住宅」=居住する建物=那須町に住民登録した場所の家 です。別荘は含まれません。どんなにこわれようが別荘への支援、補助はありません。見舞金も出ません。固定資産税の減免があるだけです。
 クリック⇒ 広報 那須 4月臨時号 の抜粋
 右の写真は、よく耳にする「罹災証明書」で、ある会員さんが保険金申請のため取得したものです。入手するには検査日時を予約し立会いが必要です。判定の結果は郵送されます。

黒田原まで電車で行けるようになりました

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JR線は東京からは黒磯でストップでした。鉄道でないと自然村に来れない会員さんが増えていますので震災後の別荘点検を考えていた方には朗報です。この開通情報は地元の新聞にも載らず、編集部も管理事務所も知らない間に、17日の日曜日から黒磯〜郡山が開通していました。
 20日までは臨時ダイヤで、ノロノロ運転の場合もあるそうですが、21日(木曜日)からは平常ダイヤになり、通常運転となります。

第37回 日本自然村協会総会が開催されました

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17日(日)富岡公民館において、東京から貸切バスで来られた18名を加えて、90人ほど出席し12時から始まりました。今年は、例年と違い出席予定者には事前に議案書が送られたのと、大震災での今後の対策に関する議案があり、激しく活発な討議が繰り広げられました。
 そのため予定時間をはるかにオーバーし、終わった時は5時を回っていました。そしてグルメロッジでの恒例の懇親会のあと、5時出発予定の東京へ帰るバスが出発したのは6時半でした。出席の皆さまお疲れさまでした。
 今総会の詳細は、次の自然村協会ニュース「自然村から」で会員の皆さまにお知らせとなります。

今日の自然村

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町役場前の桜が満開になっていました。自然村のM邸の桜(写真右)も見ごろです。しかし「あ、咲いてるな」で浮かれる気分にはなれません。読者のFさんから投稿で、「下記のサイトも参考にして下さい。私も毎日のように放射線が気になっています」と、あったからでしょうか…。
 ⇒原発がどんなものか知ってほしい
 書かれた平井憲夫さんは14年前に「がん」で亡くなられています。「福島原発事故」前だったら自分は最後まで読んでいただろうか― 思わず居住いを正しました。

4月14日の自然村

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今日も晴れています。庭のカタクリが目いっぱい花を開いていました。いつもなら自然村カタクリの森へ散歩に行くところですが、今年はその気が全く起きません。政府、マスコミが「安全です、大丈夫です」とは言うけれど現実に0.22マイクロシーベルトの放射線あびると思うと、どうしても気になってすぐに家に入ってしまいます。
 そこで今日は、友達が教えてくれた、報道とは違った見方をする人のブログを紹介しましょう。武田邦彦という中部大学教授で、いろいろ批判はされていますが原子力安全委員会委員だったり、日本原子力学会特賞を受賞しています。誇張があるのかも知れませんが分かりやすく書かれているので思わず読み進んでしまいます。
 読み始めはここからにしましょう⇒
         原発 緊急情報(10) 政府・マスコミ、ごまかし。危ない?!

週末明けの自然村ゴミセンターは今週も満杯です

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(写真左)燃えるゴミは今日火曜日が町からの収集車がやってくる日です。写真はその前8時の撮影です。火曜・金曜の週2回の回収日が震災後は1回になっています。
(写真中)燃えないゴミは、今週もいっぱいです。写真では分かりませんが、割れたガラスと壊れた陶器類を入れたビニールが、ビッシリと床を占めています。
(写真右)燃えないゴミは、地震後に回収には来てくれません。那須町クリーンセンターへ各自が運び込みとなります。先週の週明けのは山和建設さんからトラックを借りて管理事務所の中村さんと永住の小林さんで運んだのですが3往復になったそうです。ご苦労さまです。

第1回 自然村災害復興会議が開催されました

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10日午後1時からグルメロッジ大広間には東京から新幹線日帰りで来村した会員さんを含め、50人近くが出席して第1回 自然村災害復興会議は始まりました。
 現在までの状況報告で家屋については
  全壊に近い家29戸、
  半壊もしくは被害が目立ち修理か取り壊しかの判断を待つ家46戸、
  外見上被害は微小の家127戸
との見解が知らされ戸別に色分けした地図(写真右)が貼り出されていました。
 そして最優先で取り組んでいる水道復旧工事の長期化では紛糾しましたが、4月中には、時間給水になるものの全戸通水工事完了の予定となりました。なお、永住者宅の現在の給水時間1時間は短か過ぎるとの声が多く、2時間に延長されました。
 そして復興事業推進のため中村会長を議長とする当面10名の代議員会が結成され、復興事業の代表機関となることに決まり、午後4時、閉会となりました。

読者から   「災害復興会議に出席して」

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事務局また関係者の皆さま本日は色々な意味で
大変ご苦労様でした。

本日の災害復興会議に出席して非常にガッカリしました。
これから自然村の皆さんで協力して復興をはじめる初回の
会議であると思っていたのに…
確かに定住されている方のライフラインの復旧が最優先である
とは思いますが、会員数も多く今回の災害では皆さんが様々な
状況を抱えている中で、自己中心的な発言により議事の進行に
支障をきたすような言動は慎んでいただきたかった。
とりあえずひと通りの説明を聞いた後に個別の問題を取り上げ
議論すべきであったと思います。
私は、遠くから来ていたので翌日の仕事のこともあり途中で
失礼させていただきましたので、最後の結末はわかりませんが
我が家も恐らく解体せざるを得ない状況であり、自然村に迷惑
が掛からないように手配をしないといけないと思い参加させて
頂きましたが、家屋修復/解体についての話が聞けなかった
のが非常に残念でなりません。土地の替え地についても詳しく
知りたかったです。
せっかく高い交通費と時間を掛けて行ったのに無駄になって
しまった感があり、会議の間も非常に不愉快でした!
普段、自然村内での会員の方とのあいさつや、のんびり過ごせる
雰囲気とは全く異なり残念の一言です!

誰が何と言おうとも私は自然村の復興を信じていますので
事務局また関係者の皆さま頑張ってください。
すみません、「頑張って」では他人事のようでした…
皆さんで頑張りましょう!! (Eさん)
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 かわら版編集部 震災専用メールアドレス⇒ sattey@nasu-takumi.com
<ご注意> かわら版は自然村会員有志が運営しています。自然村協会の公式サイトではありません。なお上記アドレスをコピペするなら@マークを英数のマークに変えて下さい
★Eさん、早速の投稿ありがとうございました。同感するところ多々あります。
★家屋修復/解体についての話は配布資料をさらに深めるまでは至らず、自然村災害復興会議代議員会に検討・推進が託されました。
★代議員会への提言ともなると思いますので、今回の第1回災害復興会議に参加された方の、今後に向けた前向きのご意見をお待ちします。 (世話人)

管理事務所から :自然村内車両通行止め箇所のお知らせ

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読者から   「電動コンクリートミキサーを探しています」

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いつもお世話になっております。
北の台の丸太小屋工房の I です。

先日(4/1〜4/3)震災後初めて現地を訪れました。
事前に管理事務所からのお電話やメール、かわら版等にて情報を戴いておりましたが、想像以上の被害に唖然としました。

母屋の丸太小屋は、6本の独立基礎のうち1本の基礎のアンカーが引きちぎられて基礎頭頂部が粉砕し傾いていました。
この影響と度重なる余震により丸太の歪みが発生しているようで、床の水平が徐々にではありますが傾いているように思われます。
このため、早急な復旧工事が必要ですが、私自身の仕事の都合と応援部隊を召集するのが難しく、GWまでは現状維持となります。
工事方法としては、基礎の根元で切断し、ジャッキアップした上で、既設の鉄筋に抱き合わせて新しく配筋・型枠して基礎を打ち直すのが一番と思われます。
とりあえず、削岩機はレンタルできたものの、コンクリートを練る「電動コンクリートミキサー」というものが、レンタルできず、困っております。
この基礎を作ったのは25年前、若かったので体力と仲間に恵まれてガンガン作業をしましたが、50を迎える歳になりますと、とても手練りではラチがあかないと思っています。
そこで、どなたか「電動コンクリートミキサー」を所有していて貸してくれそうな人を紹介戴けないでしょうか?

最後の手段としては、「買ってしまう」手もあるのですが、ホームセンターでは扱っているのを見たことも無く、小さいものでも乗用車では運べる大きさではありません。
また、自然村での保管も大変かなぁと思っています。

工務店などプロの方の商売道具は貸してもらえそうも無く、GWの工事に向けて思案中です。( I さん)

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★竹泉園裏から坂道を登った北の台に I さんのログハウスはあります。基礎からすべてセルフビルトの、男ならだれでも一度は考える夢を実現したすばらしい I さんです。そんな I さんならではの今回のお願い、なんとか叶えられないかな、と掲載しました。
★「もし有用な情報がありましたら、ぜひお願いします」「来週4/15〜4/17でGWの準備として資材手配にまた自然村を訪問する予定です」と I さん。
★好意で貸してくれそうなお知り合いがいる方、ぜひ一肌脱いでくれませんか。編集部からも切にお願いします。連絡は上記アドレスへ。 I さんにすぐ伝えます。(居候)

管理事務所から : 10日は今年度自然村総会の出欠通知の締切です

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会員の皆さまに先月お送りしました「日本自然村協会 第37回総会招集状」ですが、同封しましたご出欠の連絡はがきの締切が明日10日です。
 ご連絡がまだの会員さまは、至急ご投函下さいますようお願い申し上げます。また、残念ながらご欠席の方も連絡はがき記載の委任状をお出し下さるようお願い申し上げます。
 
 なお、交通事情を考慮して総会開始時間は、12時に変更いたしました。また、グルメロッジの宿泊料は特別料金として素泊まり3150円としています。

県内ではちょっと高め、気になる那須の放射線量

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那須町役場の屋上に観測機を設置し、24時間測定しています。そのデータはいつでも栃木県のホームページで見られます。そして1時間ごとの放射線量の移り変わりも分かります。昨夜の”最大余震”を機に、私は以下ホームページを”お気に入り”に登録し、毎朝一番で必ずチェックすることにしました。
 クリック⇒栃木県 :環境放射能の調査結果
 なお、昨夜11時32分の余震は「栃木県北部震度4」とありましたが、私の”この1ヶ月間の実感”から「自然村震度5」は確実でした。村内にまだ目立った被害の報告はないそうです。

読者から

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こんにちは、元事務員のサオリです。
今回の地震で自然村が想像以上の被害を受けたことを知り
とても心が痛んでおります。直後からブログにて状況が
アップされていて、経過を確認しつつ管理人さん及び
スタッフの細かい気配りに頭が下がるばかりです。
被害の大きかった方にはお見舞い申し上げます。
けが人の情報はないようなので、皆さん無事だったと
思っています。
自然村の方々は皆たくましい方ばかりなので、この状況も
これからしっかり乗り越えられると信じています。
何も力になれませんが、早い復興と皆さんが安心して
生活できることを願っています。
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 かわら版編集部 震災専用メールアドレス⇒ sattey@nasu-takumi.com
<ご注意> かわら版は自然村会員有志が運営しています。自然村協会の公式サイトではありません。なお上記アドレスをコピペするなら@マークを英数のマークに変えて下さい
★またまた励ましのメールをいただきました。しかもとても懐かしいサオリさんからです。サオリさん、ありがとうございました。サオリさん、管理事務所にいらした頃から7年以上経ちましたね。かわら版の読者でサオリさんを知っている人はほとんどいないでしょうね。サオリさんをご存知の読者の方、ぜひ上記アドレスへお知らせ下さい。サオリさんに伝えます。(おばるん)

読者から

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 今テレビ、新聞等では被災地をはじめ、悲しみに落ち込んでいる国民に向けて、スポーツ界、芸能界から励ましのメッセージが多く報道されています。その励みも被災された方の状況、年齢によって受け止め方に違いがあると思います。私は埼玉に住んでいますが、普通の生活ができるようになった今は幸せだと思います。
 我が家の庭先で写真のようなチューリップが咲き、近くの公園では桜が開花し、道端でタラの芽を見つけました。春が来たんですね。
自然村にも間もなく春が届くと思いますが、これからは「タラの芽、シラキ」そして、桜の便りももうすぐです。自然村にとって一番いい季節が目の前です。きっと楽しみにしている会員さんが多いと思います。
去年の気持ちで桜見物とはいきませんでしょうが、元気を出してこれからの一日一日を大切にしてください。(Bさん記)
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★春の便りに乗せて、私たち定住者に励ましの言葉をいただきました。Bさんありがとうございます。写真付きでお送り下さり、思いがけないことで感謝ひとしおです。

今日の自然村

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朝から青空いっぱいの1日でした。
(写真左)気が付いたら那須岳はいつの間にか春の姿でした。
(写真中)手前の空の衣装ケースは、毎日2時ごろ回ってくる給水車がいっぱいにしてくれる生活用水のタンク?です。
(写真右)手前のサンシェードは、3.11の時は大丈夫だったのですが、毎日何回もやってくる余震で、最近、倒れてしまいました。
 持ち主に連絡したら、今週末に行くからそのままでいいよ、とのこと。今週末10日の日曜日、「自然村災害復興会議」が急きょ13時からグルメロッジで開かれることになって、建物をお持ちの方には通知が出されたそうです。

管理事務所スタッフから

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先週末の2日、3日は多くの会員さんが朝から来村され別荘の点検・整理をなさいました。そして管理事務所に立ち寄られ、震災直後から速やかにブルーシートをかけたり、ガスボンベや灯油タンク、部屋の点検などで安全と安心の処置を行ったお礼にとたくさんのお菓子ををいただいてしまいました。管理事務所のスタッフおよびお手伝いくださった永住の有志の方々とありがたく分け合いました。それでもとても食べきれないので、一昨日の那須町へ避難の方々の夕食支援にあわせてその一部を皆さまにおことわりもせずに寄付させていただきました。どうかご寛容の程お願い致します。
 私達スタッフは当然のことをしただけで、永住の方々も意気に感じてなさったことと存じあげます。被害に遭われた会員さまはご自分の事だけでも大変ですから、今後は皆さまお気遣いなくご来村ください。お心遣い、本当にうれしく感謝しております。

ゴルフ同好会4月コンペ中止のお知らせ

ゴルフ同好会幹事のMさんから、15日(金)那須伊王野カントリークラブで開催予定の第103回自然村ゴルフ同好会コンペは中止との連絡がありました。

管理事務所からお知らせ

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(左)水道が通じている定住の方へのお知らせです。日中は工事のためガマンして頂いています。本管パイプを全部、新しい管に取り換え、引き込み管の漏水をチェック・修繕していますので、別荘の方はまだしばらく断水となります。
(中)リニューアルした芦野温泉のお風呂にまだ行っていない方にはチャンスです。
(右)「よさこい」の競演が見られませんが仕方ないですね。代わりに、静かな花見の雰囲気でしょうから気分転換と息抜きによいと思います。

福島原発のため那須に避難中の方々に自然村から夕食をプレゼント

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鈴木正幸さんの意向を受け多忙な五十嵐シェフが快諾、話を聞いた中村会長は自然村として行うと即決して急きょ実現。本日の夕方、那須町スポーツセンターの避難所に120人前プラスαのカレーを持ち込みました。定住者有志と五十嵐さんのお子さんも手伝ってカレーライスと、水は飲泉力を南相馬市といわき市の皆さんに振る舞いました。”美味しい”と若い人はもちろんお年寄りまでおかわりの人が続きました。
 それでもたっぷり残っているのを知ったリーダーの方から明日も食べさせたいとの要望があり、食器から飲泉力まで残して、皆、達成感いっぱいで自然村に戻りました。

震災後3週間を過ぎた週末を迎えました

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交通、ガソリンの心配がなくなった初の土曜日、多くの方が自分の別荘を状況を調べに来村しました。グルメロッジにお泊りの会員さんもいますが、別荘では水が出ないので日帰りの方が多かったようです。明日、日曜日も多いでしょう。
 水道工事はさらに進み、夕方までに永住の家すべてに、ついに水道が繋がりました。まだ時間給水の段階ですがやっと通常の生活に戻れる目途が立ちました。
(写真左)場所によっては道路を深く掘っての大工事になっていました
(写真中・左)古い管の漏水箇所が多いので思い切って最新式の2層パイプに取替えています。黒いのが新パイプで、U字溝や路上を這わせて戸口パイプに繋げていました。とにかく住人の不便解消が最優先で、埋めるのはずうっと後になるそうです。

永住者には日課の、飲み水(飲泉力)を取りにでかけたら

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グルメロッジのロビーの飲泉力置き場の奥に、ステキなお菓子がありました。
 自然村創設期以来の会員さんである田上さんと高田ご夫妻からのお見舞いの品でした。東京から送ってきてくれたそうです。本当にありがとうございました。永住の私にとってはお気持ちが嬉しく、一段とおいしくいただきました。
 飲泉力を取りに行く日課は今日で20日。永住者の数軒は本日から給水が始まったと知らせが入りました。永住の全お宅が復旧するのは間もなくだそうです。⇒飲泉力