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3月11日の大震災で大きな被害をうけた会員さんもおられ、今年の自然村祭は自粛しようとの声も上がりました。しかし、新しく一歩を踏み出すためにも、年1回、会員相互の語らいの場をなくすわけには行かないと、規模を大幅に小さくして23日、秋分の日、自然村祭が開かれました。
3部構成で、忘れな公園の「地鎮祭」、グルメロッジで「星のコンサート」、そして引き続きグルメロッジで「懇親会」のプログラムでした。
3.11地震で全壊した跡地を会員が自然村に寄贈してくれました。ご厚意に感謝し、残された頑丈な基礎を生かして大震災の記念公園を創設、新生自然村のシンボルとなるものです。
場所は昭和門を入って右側の奥の高台です。友愛と誠実の象徴として親しまれている「忘れな草」にちなんで「忘れな公園」と名づけられました。公園登り口の記念碑の除幕のあと黒田原神社の神主さんによる地鎮祭が執り行われ、正式にオープンしました。
特別ゲスト、宇都宮交響楽団の土屋長男氏のクラリネットの響きと、ボーカルVestitoはなこさんの素晴らしい声量に圧倒されたジャズコンサート。最後に自然村のテーマソング”四季の歌”で締めてくれ、拍手が続いたあとロッジ内は感動のため息がそこかしこで漏れていました。