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1937年にヨーゼフ・ローゼンシュトックが新交響楽団(現在のNHK交響楽団)の音楽総監督に就任した。「ドイツでは習慣として大晦日に第九を演奏している」と紹介し、年末の演奏が始まった。実際に当時から現在まで年末に第九を演奏しているドイツのオーケストラとして、著名なところではライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が挙げられる。
戦後まもない1940年代後半、オーケストラの収入が少なくて、楽団員は特に年末年始の生活に困っていた。そこで、合唱団も含めて演奏に参加するメンバーが多く、しかも当時クラシックでは「必ず客が入る曲目」であった第九に目をつけたのが日本交響楽団(現在のNHK交響楽団)。そして1960年代から、12月の第九演奏は急激に広がり年中行事化する。わが国で年末に第九を演奏するようになった経緯である。
その1 東京都交響楽団『第九』演奏会
指揮:高関 健(群馬交響楽団音楽監督)
12月2日(土)15:00開場
那須野が原ハーモニーホール (地図)
S席6000円 A席4000円 B席2000円
その2 那須第九コンサート(那須・第九を歌う会)
指揮:藍原寛治(宇都宮高校教諭)
12月10日(日)13:00開場
那須町文化センター (地図)
入場料 500円
<蛇足>ちゃんと知りたい、"第九”とは?
歓びの歌の訳詞
歓びの歌の訳詞(大阪弁)