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刑部人(おさかべじん )のロングラン展覧会が開かれています

 洋画家・刑部人(1906〜1978)をよく知っている方は相当な美術ファンでしょう。栃木県都賀町出身で激動の昭和の時代を時流に捉われることなく写実の道を通し、日本の各地を描き続けました。帝展・日展などの画壇で活躍、昭和の風景画家として不動の地位を占めています。
 この展覧会では栃木県立美術館の刑部人コレクションの中から油彩画63点・風景スケッチ20点を前期(12月16日まで)と後期(12月19日〜来年2月3日)にわけて展示します。
 場所は那須野が原博物館で、12月2日(日)・1月20日(日)には、午後2時から展示解説が行なわれます。入館9:00〜17:00、300円。月曜、12月28日〜1月4日休館。

<参考に>”刑部人のアトリエ”というすばらしいホームページがあります。画家の生涯を丁寧に紹介していると共に、代表作を大きな画面で鑑賞できる「ギャラリー」のページがあります。刑部人の、心に沁みる日本の風景で、秋の夜長をしばしお過ごし下さい。
   ★http://www.geocities.jp/jin_1906/jin.html