2007年06月12日

四国八十八ヶ所お砂踏み巡拝 於 高福寺

アップロードファイル 76KBアップロードファイル 75KBアップロードファイル 77KB

高久の高福寺は、奥の細道で芭蕉が宿した高久氏の菩提寺で”落くるやたかくの宿のほととぎす”の句碑があり、訪れる人は多い。
 真言宗の古刹で、”四国八十八ヶ所お砂踏み巡拝”という行事が毎年6月14・15日の2日間おこなわれる。各霊場の砂を詰めた座布団状の袋88枚がそれぞれの寺を表す掛け軸と共に本堂に並べられる。人々は一つずつ"お砂踏み"をしながら賽銭を上げ拝んで巡るというユニークな形をとる。
 八十八ヶ寺分を巡るのに1時間近くかかるそうで、巡拝できる時間は両日とも9時から夕方4時まで。お賽銭となる両替用の10円玉も用意される。
 高福寺へは黒磯市街へ向かう途中、旧4号線のT字路を右折してすぐ。杉林の参道が見えるので迷う心配はない。駐車場は参道を抜けるとすぐ。地図

(写真左)芭蕉句碑は大正12年建立。碑の奥、石灯籠越しに本堂が見える
(写真中)お砂踏みが行われる本堂
(写真右)本堂に掛かる扁額を見たら山号はなんとズバリ「高野山」。そして寺の横を流れる川の名は「高野川」なのを思い出した