2006年08月27日

みちのくの入口、境の明神ものがたり

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前述の歴史セミナーのテーマ「境の明神」については辺りの雰囲気もよく、前から気になっていた。なにせ昔の国境を挟んで同じ神様を祀る古社が並んで立っていているのだから。
 那須町では駐車場を作ったり碑を建てたりの整備を終えたところ。これを機会にネットで調べたら疑問はすぐに解決した。奈良、平安の昔は、国境の明神に男女二神を祭るのが通例で、その古い様式が残った貴重な場所と分かった。芭蕉も曾良を連れて通った所だし、司馬遼太郎の言葉などなかなか面白かった。
   ★http://explorer.road.jp/jp2/touhoku/shirakawa/seki.html
写真と説明が豊富な白河側からみた以下のHPもご覧下さい。
   ★http://www.bashouan.com/prPhoto1.htm

 県境まで自然村から車で15分。道案内は4月14日の記事で。 

那須歴史探訪館・歴史セミナー開講のお知らせ

9月から毎月1回、那須町の史跡に関する講演会や史跡めぐり「奥の細道を歩く」などをテーマに那須歴史探訪館が中心となって歴史セミナーが開かれる。受講生は毎回、その都度募集する。
 第1回は、国道294号の福島・栃木の県境にある通称”境の明神”、玉津島神社にスポットを当てた講演会を催す。
 日時:9月16日(土) 13:30〜15:30
 場所:那須町文化センター
 定員:40名
 申込み:9月10日までに電話で那須歴史探訪館0287-74-7007へ。