2011年7月

かわら版は 8月1日から16日まで夏休みのため休刊いたします

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自然村の夏の風物詩、山百合は最盛期は過ぎましたが遅咲きの花がそこかしこに咲き誇っています。写真左は21日のかわら版に載せた遊園地前の株ですが見事にまん丸に花をつけていました(写真中)。
 今年は例年になく山百合が多く、7月初旬にひぐらしの声を聞くなど異常な年を象徴しているように思えてなりません。ノロノロ台風6号のへんな進み方や新潟で未曾有の大雨。昨日のお昼どき、太陽に見たことのない大きな輪ができ(写真右)不気味だねと話していたら今朝未明に震度5弱の激しい揺れ、3.11の再来かと恐怖でした。たまったストレスの解消を兼ねてしばらく休刊させていただきます。よろしくお願いします。

読者から

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「自然村の放射線量測定を終えて」を拝見し、何ともやるせない気持ちになりました。お孫さんたちに「今年は来るな」と言わなければならない心中は察して余りあるものがあります。でも、そう言われることで小さな子供たちの健康被害を回避できるのであれば、それは正しい判断だと信じております。

何となく自然村の放射線量が高いのではと思っておりましたが、こうして知らせていただいたことで、漠然と不安を持つのではなく、具体的に対処することが大事だと思いました。改めて、事実を知らせてもらえることこそが重要だと思いました。

それに反して、国や東電は未だに事実を隠蔽し続けています。下のYouTubeをご覧ください。ついこの前の7月27日(水)の衆議院労働厚生委員会での「放射線の健康への影響」について参考人として意見を述べた東大教授・児玉龍彦氏の「満身の怒り」の姿です。
http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo

私はこの場面がTVニュースで報道されたかどうかは知りませんが、少なくとも私の見ていた放送局では全く報道されてはいませんでした。ここで訴えられていることこそが私たちが知っていなければならない事実ではないでしょうか。このことが公的報道機関から知らされずに、YouTubeで流れているのは、まるでどこかの国と同じになってしまったのかとつい思ってしまいました。これをご覧になると、つらい気持ちになるかも知れませんが、これが私たちが置かれている現実の状況だと思います。

この国は政府も東電も国民の命を守るために何もしようとしてくれません。そして、原子力安全委員会、保安院、報道機関各社もまったく信じられません。今のこのニッポンが、お隣り中国の高速鉄道事故の対処のお粗末なことを批判できるのだろうかとしみじみ思いました。

P子
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★P子さん、すばらしいYouTubeを紹介してくれて感謝します。映像の下にあるコメントの中で「先生のおっしゃることは私たち福島県民の心を代弁して下さってい­て、涙が止まりませんでした…」に続くコメントにも深く考えさせられました。
 また、かわら版読者のSさんからも「このYouTubeを見るように」と知らせてくれました。ありがとうございました。(世話人)

<7/31 19:30 編集部注> 上記YouTubeの動画は、なんらかの事情で削除されました。しかし、コメントが読めないのは残念ですが、以下政府作成の衆議院TVで見れますので、こちらをクリックしてください。全16分。
 ⇒厚生労働関係の基本施策に関する件(放射線の健康への影響):説明人児玉龍彦

自然村の放射線量測定を終えて

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編集部では4日間をかけて、村内約70箇所を3ブロックに分けて測定しました。その結果を地図上にまとめてみて以下の事が分かりました。
 @場所によって数値のバラつきが大きく、同じ敷地内でも1メートル違うだけで0.1〜0.2μSv/hは違うことが多いこと。
 Aある程度の広さから数値をみると、地形、植生、土地の高低、日照の度合いなど、環境による差異がでるかと思っていました。しかし、立地による違いはほとんど感じられず、むしろスポット単位の数値のバラつきの方が大きく出ました。
 B具体的な数値で自然村全体をみると、地上1mの場合、0.6から0.9μSv/h台の間がほとんどでした。0.6μSv/h以下は1ヵ所、1.0μSv/hを超えるスポットは3ヵ所ありました。

 以前、かわら版(6月26日)では自然村の放射線量は、黒田原小学校と芦野小学校のほぼ中間の位置ですから表土除去前の「両校と同じ0.71μSv/hと考えてよい」と推計しましたがそれがほぼ証明されたと言ってよいでしょう。

 写真は、わが家の数値です。村内では高い方の数値が出ました。写真左は庭0.89μSv/h、写真中は野菜を植えている場所(菜園とはとても呼べません)0・95μSv/h、写真右は室内(1階居間)0.24μSv/hです。わが家は老夫婦2人住まいなので気にはなりませんが、毎年夏休みに遊びに来る息子夫婦と孫たちには「今年は来るな」と言い聞かせました。最近になって、どうしても孫が来たいというので、やむを得ず「外で遊ばないこと、1泊だけ」を条件にOKしました。
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★かわら版編集部では、ご自分の敷地の線量を知りたい方に測定場所が分かる写真を付けてメールでお知らせします。ご希望の方は
 @お名前(フルネームでお願いします)
 Aお住まいの住所、電話番号(携帯をお持ちならその番号も記載して下さい)
 B自然村内の住所 
   を記入したメールを下記アドレスにお送り下さい。
★申込先:かわら版編集部 震災専用メールアドレスsattey@nasu-takumi.com
<ご注意> かわら版は自然村会員有志が運営しています。今回のサービスは自然村協会とは関係ありません。上記アドレスをコピー&ペーストするなら@マークを英数の@マークに変えて下さい。
★申込み締め切りは、測定機器(堀場製作所PA1000)の編集部借用期間の都合上、8月3日(水)といたします(かわら版休刊中の1、2、3日も受付けています)。受付後、3日以内にメールでお知らせします。

読者から  =中国高速鉄道事故について思うこと=

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あの中国自慢の高速鉄道が事故を起こした。ついこの前、100%自前の技術で開発したなどと云ったものだから、今や日本のマスコミはこぞって、この事故に飛びつき、そのお粗末な事故対応に対し、ありったけの批判を連日にわたって報道している。確かに中国政府の対応もあきれたものだが、ここまで事実を隠蔽すると、国民の不信感をより募らせるばかりなってしまったようだ。事故を起こした車両をその場に埋めたり、掘り起こしたり、迅速な和解金の支払いを始めたり、中国政府にとっては予想外の展開にドタバタしながら収拾を図っている様子が窺える。国内に多くの火種を抱えているのだから、さぞや慌てていることだろう。

何て品格に欠けた国だろうと思ってみたが、待てよ、我がニッポンにも似たようなことが。事実の隠蔽なんて、日本の政府だって、東電だって、3.11以来、ずっとやり続けているではないか。迅速な情報公開、包み隠さず事実を知らせることこそが、この原発事故の対応にとっては一番重要なことであったと思う。たとえ事実が深刻であったとしても、政府やその事故を起こした企業がそれを国民に知らせないでおくなどとは、品性も理性もあったものではない。

両方の事例について改めて思うが、ここで事実をきちんと伝えておけば、中長期的には信頼される政府や企業になれたのではないかと考える。中国にあっては少しは開かれた国家を印象付けられただろうし、日本にあっては子供たちの放射線被ばくを極力避け、健康をいたずらに脅かすことを最小限にできたはずだ。畜産農家だって、腐葉土を作った人だって、事前に何らかの手を打てたかも知れない。事実を知りながら、「風評被害」という言葉で深刻な状況をはぐらかしたことと今回の中国の鉄道事故の対応と何が違うだろうか。

最後に、中国のことは何でもここぞと報道する新聞やテレビも、この原発事故では気持ち腰が引けているのは何故なのだろう。
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★Xさん、久々の投稿ですね。お待ちしておりました。事が起きた場合、出したくない情報こそ速やかに隠さずに公開することの大切さを改めてずっしりと重く感じさせていただきました。ありがとうございました。(世話人)

問題の腐葉土は、わが菜園で使った心配はなかったようです

栃木県業者の腐葉土から「1万1000ベクレル/kg」の放射線が出たというニュースが突然飛び込んできました。
 家庭菜園を楽しんでいる私はびっくりしました。早速ネットで調べたらこんなYouTube動画付のブログを見つけました。
 扱いのホームセンターはコメリと聞いたので心配しましたが、問題の腐葉土は栃木県では販売されていませんでした(asahi.com)。

読者から

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下記のアドレス興味深いものですよ。 なんとなく判っていたつもりですが、具体的な数字が出るとやっぱりなという思いがあります。

なんとかならないのかこの日本!

中国の新幹線事故の後始末を日本のマスコミは中国らしいと軽蔑しているけど、原発の処理も同じ穴のムジナってとこかな。

隠して早く原発再開まったく同じですね。

自民議員一人に4700万円の個人献金が東電から 合計141億円

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★Hさんこんばんは ピリッとワサビの効いた投稿ありがとうございます。まったく、なんともならない日本 なすスベなしの感です…嗚呼。陰から応援するくらいしかできませんが武田邦彦さん、頑張って下さい、手を緩めずに。(世話人)

那須町の小学校・保育園の表土除去が進んでいます

放射線量が特に高く、気になっていた伊王野の小学校と保育園ですが、那須町のホームページを見たら、伊王野小学校は0.18マイクロシーベルト/時、伊王野保育園は0.28マイクロシーベルト/時とそれぞれびっくりするほど下がっていました。
 クリック⇒下野新聞SOON;7月25日 16:32

 校庭の表土除去が終わったのだと知り一安心です。那須町は、失敗しましたが新方式による表土除去への取り組みや、全町民に被災証明の発行など、放射能被害に対しては積極的に対応していると思っています。

編集部に放射能測定器が届きました 村内を計測します

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東京の友人から頼んでいた線量計が届きました。国産機にこだわり、注文してから2ヶ月待って入手したとのこと。機種は東証1部上場の(株)堀場製作所製のHORIBA PA-1000、通称Radi(ラディ)。普通は表示窓が小数点以下2桁ですがラディは下3桁で、精度に対する自信が窺えます。時間や場所を何度も変えてテストしましたが、ブレがほとんどなくその都度ほぼ一定の数値が表示されました。構造的なことはこのサイトに分かりやすく載っています。

ラディは60秒間の平均を10秒ごとに表示します。そこで、測定時間は1分以上とし、測定の高さ1mの三脚に固定台を付けて測ることにしました。ラディを借りられる期間は5日間、村内をABCの3ブロックに分けて、合計50箇所くらい測定して自然村線量マップを作成いたします。

読者から

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他の民放がなぜか報道が控え気味の原発問題に、TV朝日だけは時おり鋭いメスを入れています。P子さんの投稿を読み、先ほど放送を終えたNHK特集の飯館村民の苦悩を見て、21日放送の「モーニングバード」を皆さまに見てもらいたく投稿します。幸いに例の小出裕章氏のブログで見れますので見逃された方はぜひご覧ください。

http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/07/21/tv-asahi-jul-21/
 そもそもなぜ原発建設が推進されてきたのか、見終わってから更に深く推量しているうちに、何百何千の政治家や役人、東電の役員たちが我々の税金や電気料金でどんなにいい思いをしてきたかと腹が立ってきました。

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★Hさん またも薀蓄のある投稿ありがとうございます。かわら版では、福島原発、放射能汚染について皆さまのご意見・ご感想をいつもお待ちしています。また、この「かわら版」についてのご意見・ご感想もお寄せ下さい。 (世話人) 
 かわら版編集部 震災専用メールアドレス⇒sattey@nasu-takumi.com
<ご注意> かわら版は自然村会員有志が運営しています。自然村協会の公式サイトではありません。上記アドレスをコピペするなら@マークを英数の@マークに変えて下さい。なお、いただいたメールを、直接かわら版に載せる場合は原則として匿名で行います。その際、個人情報保護のため等で原文を変えることがあります。

読者から

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一人東京で自然村に思いを寄せるたびに放射線に対する一抹の不安を感じていました。しかし、そこに行って見ると、毎年夏になると経験した素晴らしいもの全てがありました。

朝の清涼な空気、小鳥たちのさえずり、ヒグラシの大合唱、森の匂い、何をとっても以前の自然村と変わっているところなんか全く見当たりませんでした。

その景色を眺めながら、しみじみと、あの地震が、放射能が恨めしくてなりませんでした。せめて原発事故さえ無ければ、この何とも言えない気持ちの悪い不安感はなかったはずだったと思いました。

でも残念なことに、事実はかなり厳しい環境に曝されていることを認めざるを得ません。これまで政府や東電に対して不満が言い続けられてきましたが、それでも動いてくれないことも分かってきました。放射能に対する考え方も人によってかなり温度差があることも分かりました。怖さを知らずにいる人、危険だと知っていても開き直らざるを得ない人、真剣に避難を考えている人と本当に様々です。

牛肉の汚染が報じられていますが、西日本の人たちも他人事として見過ごすことのできないことになってきました。牛肉は高価なので検査もすることができるのでしょうが、豚やニワトリはどうなのでしょうか。野菜は、魚や海藻などの水産物は、一体どうなのでしょうか。恐らく、どれも多かれ少なかれ汚染されていて、これからは日本人全員がそのような食料を食べ続けて行かねばならないのだと思います。

3月11日を境に日本は変わってしまいました。どのようにしても、汚染された森や大地は元には戻らないのです。この国に生まれ、この国で暮らしていく限り、この事実を受け入れざるを得ないのです。何の罪もない子供たちがその未来に少しでも希望を持てるように大人がこの汚染された食料を引き受け、子供たちにはなるべく安全なものを口に出来るようにするのがこれからの日本の大人の責任だと思っています。

自然村の命あるもの全てが、何もなかったかのように季節の行事を繰り返す様子に触れ、私たち人間も一日も早くそんな暮らしを始めなければと思いました。

そんな気付きを教えてもらった自然村での二泊三日の滞在に感謝です。

P子
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★P子さん 投稿ありがとうございます。あらためて原発のこと、しみじみと考えることができました。かわら版ではこの問題に今後も真剣に取り組んで行きますので、またの投稿を心からお待ちしています。       (世話人)

編集部から : かわら版、夏休み休刊のおしらせ

いつもかわら版にアクセスして下さりありがとうございます。
8月1日(月)から8月16日(火)まで、編集員休養のため休刊させていただきます。
よろしくお願いいたします。

自然村のヤマユリが咲き始めました

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いま、自然村のあちらこちらでヤマユリのつぼみが見られます。今年はいつもの年よりも多く目に入ります。早いところでは花が開き、これからしばらくの間、次々と花をつけて、日ごとの散歩の目を楽しませてくれます。特に山手通りの悠々荘からの下り坂には、道沿いにズラリとこうべを垂れていて目を見張ります(写真右)。

<参考> 1本のヤマユリが発芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、また株が古いほど多くの花をつけます。意外にもヤマユリは日本特産の花です。1873年、ウィーン万博で紹介され、ヨーロッパで大いに注目を浴び、以後、球根は大正時代まで主要な輸出品のひとつでありました。豪華で華麗であることから「ユリの王様」と呼ばれるそうです。 

台風6号は自然村にも大量の雨をもたらしました

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自然村では昨日19日の朝から断続的に、時には激しい雨が降り続き、明朝まで納まらないようで、特大のノロノロ雨台風だと実感しています。特に被害は無いようですが、今日の午後、枯れた松が根元から倒れ平成門からの坂道を塞いでいました。
 結構、太い松ですが完全に枯れていて、風の力でなく、大量の雨で根元が崩れたようです。管理事務所から通報を受けたという三森村長さんが駆けつけてくれ、降りしきる雨の中、手馴れたチェーンさばきで素早く片付けてくれました。ありがとうございました。
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ピンポイント天気予報★那須高原(那須町大沢 標高749m)を基準とした予報です
ライブカメラ★那須岳中腹の大丸駐車場(標高1300m)に設置。24時間見られます
黒磯アメダス★測量地の標高343m、今の自然村の気温と天候の目安になります

古典の世界で気分転換 文学散歩「おくのほそ道」

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那須町ではこれまでも奥の細道に関する講義や催しが開かれていますが、今回募集の講座は、全4回、充実した内容になっています。
 @8月3日(水)13:30〜15:00
   講義:「奥の細道」入門
 A8月10日(水)B8月17日(水) 各13:30〜15:00
   講義:「多賀城、平泉に芭蕉を追う」
 C8月10日(水)9:00〜17:00
   移動教室:黒羽・高久・芦野・白河方面

 講師は那須歴史探訪館館長 斎藤宏寿氏と那須公民館副館長 瀬尾清氏。会場は那須町文化センター研修室。受講料無料、移動教室は交通費の負担あり。
 受講申込みは文化センター内 那須公民館0287-72-6564へ。全4回の参加が原則で申込み締切りは7月25日(月)午後4時。多数の場合は抽選ですが那須公民館管内の人が優先されます。
(写真は5年前に開催された「奥の細道ウォーク」のスナップです)

「こんな情報ですが...如何でしょうか?」

と、読者の方が教えてくれました。
タイトルは
「スーパーホットスポットを次々発見
放射能汚染に新事実、この数値を見よ!
全国1000ヵ所を独自調査 〈後編〉」
という、
講談社のWeb誌「現代ビジネス」7月14日の記事です。
 前にも紹介しましたが「現代ビジネス」の内容は詳しく、しっかり取材して書かれていると思います。2010年1月に「現代ビジネス」創刊に当たっての案内では「プロフェッショナルの分析に基づいた情報を届ける新創刊メディアです」とありました。
 今回は最終の7頁に「週刊現代」 7月16・23日号より転載した汚染スポット一覧表が掲載され、那須町の測定値も載っています。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/11933

<参考> 東京のホットスポットに詳しい7月5日の記事「全国1000ヵ所を独自調査 〈前編〉」もあわせてご覧ください。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/10705

真夏にトナカイ!? 那須どうぶつ王国に登場

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アルパカ(写真)で全国的に有名になった那須どうぶつ王国です。直接、さわれるのがここの人気の秘密。また話題になるのでしょうか、注目です。
 まだ公式ホームページにも載っていないホットニュースで、おなじみ下野新聞SOONでどうぞ。
 ⇒トナカイなどに触れる3エリア 那須どうぶつ王国に登場

ゴルフ同好会からのお知らせ

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第104回自然村ゴルフ同好会コンペは7月15日(金)、那須高原の那須ちふり湖カントリークラブで開かれました。梅雨明けの照りつく太陽のもと、4組15名が暑さに耐えながらプレイし、ベテラン中山氏が念願の初優勝をアンダーパーで飾りました。

      第105回 自然村ゴルフ同好会コンペ

 日 時 8月19日(金) 9:01分スタート
 場 所 ザ・ダイナミックゴルフ倶楽部
 費 用 参加費1500円 プレー費(食事付) セルフ4990円、キャディ付8500円位
 集 合 グルメロッジ前 7:45(ゴルフ場クラブバスが送迎) コース直接は8時20分

読者から

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夏風邪が治らずとうとう1週間自宅療養中。体調はいまだ回復せず頭痛と微熱が続いています。

家にいるとTVを観る時間が多くなりますね。TV局によって原発の扱いがずいぶん異なることを再確認いたしました。
テレ朝などは比較的にまっとうなことを報道していますが、フジは何か表面報道で終わっていますね。

かわら版からの情報で見逃したNHK報道もゆっくり見ることが出来ました。
NHKスペシャルの原発事故第1集、「深刻化させた5日間、その真相に迫ります」の放送が観られるパンドラTVは韓国情報なんですね。
被爆した食肉でも、なるべくしてなったような気がします。線量も体内被曝をなぜ想定できなかったのだろか?不思議です。
もっと心配なのは魚です。ニュースでは三陸で豊漁話、ヒラメがたくさん取れて漁師の嬉しい様子をTVに映していました。
魚の内部線量は?そのことをもっと報道しないと、牛肉以上の混乱を招いてしまうのではないかなと思います。

佐賀県では原発再稼動でゴタゴタしています。
玄海町の町長の弟の土建屋が原発との利権がドロドロしているのが、やっと表面化してきました。メディアがもっと書かないといつのまにか無かったことになってしまいそうです。

3〜4年ほど前から日本で1番住み易い県は?の回答に福井県がダントツで1位だったのを知ってましたか?
 福利厚生が1番
 就職先がたくさんある
 医療費が安い
 住宅環境が良い等など。
こんな調査があったことを休養中に思い出しました。

冷静に考えると日本で1番原発(13個)のある県ではないですか。たしか「もんじゅ」もあるのかな?

こんな事かいてたらまた熱が出てきました。

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★Hさん、投稿ありがとうございます。”住みやすい県は福井県”というお話は、なるほど!と思わずなんども頷いてしまいました。1日も早いご回復をお祈り致します。

ひっそりとよくぞ守られてきました!「半俵の寒念仏」

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半俵(はんぴょう)の寒念仏(かんねんぶつ)と読みます。那須町北西の半俵地区で年2回、「寒の入り」と「夏の土用」に行われます。源義経の奥州逃避行の伝説を起源とする念仏踊りで那須町が広く誇れる伝統芸能です。
 写真はともに那須町広報に以前掲載されたもの。2人の演者の頭上に注目!30cmほどの人形は義経と弁慶です。どんな踊りになるか興味わきますよね…そう、これがインターネットで見れるのです。
 那須町視聴覚ライブラリー所蔵のビデオ映像です。3分のダイジェスト版がありますがぜひ14分23秒の本編がオススメです。切り絵と語りべ三本木ツヤさんによる伝説の話と念仏踊りを伝える地元の人々の熱意がとてもいいのです。
   クリック⇒地域文化資産ポータルサイト 半俵の寒念仏
 
今夏は7月20日(水)午後1時から半俵公民館で開催されます。場所は広谷地交差点から那須高原大橋方向へ1kmほどです。問合せは那須町文化センター0287-72-6565 へ。

「山のシューレ2011」が7月29日から3日間、開かれます

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この「山のシューレ」は、自然村の会員さんに意外と知られていないので紹介します。ひと言でいえば、大人の林間学校で、ちょっとハイクォリティな内容です。概略は、ちょうど下野新聞に載っていたのでご覧ください。
 ⇒自然に包まれ文化学ぼう 那須で「山のシューレ」 29日から教養イベント
あああああああああああああああああああああああああ(下野新聞SOON7月13日)
日帰りでも参加できますので、公式ホームページのプログラムで検討してはいかが?
 ⇒サマー・オープン・カレッジ 山のシューレ

<蛇足>2007年の自然村祭で、三森村長が竹灯りを作ってくれて、とてもいいムードだった(写真)ので、私は夜の「竹灯り祭」に興味をそそられます。

読者から

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かわら版によりNHK「シリーズ原発危機 第2回 広がる放射能汚染」を見ることができました。3月15日に、思っていた以上の強い死の灰の風が東京に居すわっていたのを知って今になって衝撃を受けました。当時、東京を、日本を脱出した外国人を笑っていた自分を思い出し恥ずかしくなりました。
 原発問題については時間があるとネットサーフィンしていますが、この放送に関連した2つのホームページをお知らせしたいと思います。
 ひとつは群馬大学教育学部地学教室の早川由紀夫教授が、東北・関東の各自治体が観測した数値を集めたデータをもとにして地図上に表し、ブログで発表したもの。放送されたプルームの動きを静止画で確認した気分になりました。
 ⇒早川由紀夫の火山ブログ 放射能地図(改訂版)

 もうひとつはNHKスペシャルの原発事故第1集、「深刻化させた5日間、その真相に迫ります」の放送。消されずに残っていました。事故から4ヶ月も過ぎてしまった今、改めて見ると腹立ちを含め、なんとも憂鬱になってきました。
 ⇒PANDRA.TV blblogog様のチャンネル

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★Sさん、すばらしい投稿です。ありがとうございます。早川教授の地図は大きくて地形がはっきりし地名の文字も多く正確でこれまでにない貴重な汚染マップです。
 NHK第1回は前に見ていましたが、今回は息もつかず視てしまいました。途中しばしば停止してしまいますが、「再生をリトライ」をクリックするとすぐ復活しますね。

暑をもって暑を制す 真昼のお神輿見物はいかが

夏になると全国各地の八雲神社でいっせいに「疫神除け」の御利益を求めて祭りが行われる。栃木では足利、那須烏山、茂木町の八雲神社が名だたるところ。黒田原の八雲神社例大祭は毎年7月の第3土曜日、黒田原神社が執り行っている。今年は7月16日。暑いさなかの12時半に八雲会の若い衆が役場前の消防署跡地の駐車場から神輿が繰り出し町なかを巡行する。地元お囃子会子供たちによる囃子の演奏もある。去年のスナップ写真がこのサイトで見られます。問合せは黒田原神社0287-72-0228へ。

<参考> 八雲神社は、牛頭天王・スサノオ(素盞嗚)を祭神とする。社名は日本神話においてスサノオが詠んだ歌「八雲立つ出雲八重垣妻籠に八重垣作るその八重垣を」の八雲に因むものである。総本社は京都の八坂神社。他のスサノオを祀る神社と同様、江戸時代までは「牛頭天王社」などと称していたが、明治の神仏分離により「牛頭天王」という社号が禁止されたため、祭神を牛頭天王と習合していたスサノオに変え、社名もスサノオに因んだものに変更したものである。

管理事務所から :カブト虫のお家がカラフルになりましたよ〜

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自然村の林にはカブト虫の仲間がたくさん棲んでいます。夏休みに自然村にやって来る「よい子たち」のために、毎年、村の住人たちは見つけたカブト虫をこの箱の中に入れてくれます。管理事務所では餌をあげたり掃除したりして子供たちに引き取られるまで世話をしています。

放射能汚染マップについて

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グーグルマップに栃木県北部のポイントごとの数値が分かる汚染マップがあります。以前より測定ポイントが飛躍的に増えています。上掲左図の画面がでたら地図をマウスで拡大し(中図)、各測量ポイントを示すピンマークをクリックして(右図)、じっくり見ていると時間の経つのを忘れてしまいます。

 クリック⇒那須町+県北地域放射線量マップ

 自然村の汚染マップを作成したら、とMr.Xから昨日、提案もいただきました。編集部では去る5日にやまんちゅ編集員が那須町役場に線量計の貸出しに申し込んであります。ところが申し込みが多く、やまんちゅ編集員が借りられる日は、8月16日!と言われました。
 せめて7月中には測りたいと、編集部では別のルートで信頼性の高い線量計を入手する手配をしました。その線量計が届き次第、編集部の総力をかけて村内の測定を行い、「自然村放射線量マップ」をかわら版で発表したいと計画しています。

国破れて山河在り 城春にして草木深し       【Mr.Xより】

杜甫が長安で獄中にあって詠んだ「春望」の最初のフレーズがふと頭をよぎりました。未だにがれきの処分も進まぬ被災地や、日ごとに知らされる放射線の汚染実態、また、その生まれ育ったふる里に二度と戻れない人がいるという事実。杜甫の時代はたとえ、戦乱によって国が破れようとも、故郷の山河は残り、やがて来る春に希望をつなぐこともできました。それに較べると、放射能で汚染された地には、目に入る景色には山河があろうとも、そこに春の望みがあるのでしょうか。この荒んだ人の気持ちを思えば、政治は何を為すべきか、東電は誰に目を向けるべきか(決して株主ではないはず)、改めて問うこともありません。

那須町が線量計の貸出を始めたとのこと。当局が正しい情報を、タイムリーに云わないこの国ですから、自ら調べ、自ら対策をするためには助かります。事実を知らない怖さより、事実を知ることでの安心があると信じます。夏休みには子供たちが来るでしょうから、この機会を利用されて、村内での汚染マップを作り、少しでも子供たちの被曝を避けるようにするのが大事なことだと思います。

 春 望

国破山河在
城春草木深
感時花濺涙
恨別鳥心驚
烽火連三月
家書抵萬金
白頭掻更短
渾欲不勝簪

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★読者の皆さまへ:NHKスペシャル「シリーズ原発危機 第2回 広がる放射能汚染」が、本日7月9日(土)NHK総合16:30〜17:20に再放送されます。見逃された方、特に自然村会員の方はぜひご覧ください。  (7/9世話人)

読者から

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日曜のNHK特集「シリーズ原発危機 第2回 広がる放射能汚染」は見ましたか? 
3月15日に福島第一原発から放出された放射能雲が関東地方に流れ、やがて西から来た雨雲とぶつかり、那須塩原の地上に雨となって降り、所々にホットスポットを作ったという内容でした。ヘリコプターでその上空の線量を測り、地上でも各ポイントを測っていました。かなり高い数値が出ていましたので、測定をしてもらったそこに住んでいる人たちもさすがに驚いていました。これからは那須塩原や大田原もきめ細かい線量測定と迅速な対策が必要になると思われます。

また、「小出裕章非公式まとめ」では【7月5日 「子供の45%が甲状腺被曝」調査結果の実情 小出裕章】の中でショックな結果が紹介されました。やはりということですが、もっと広範に調査を進めれば、更に悲しむべき事実が出てくるのかも知れません。がれきの撤去や道路、橋梁、港湾、農地などの目に見えるものの復旧・復興が叫ばれていますが、実はこうした被曝という目に見えない被害の方がより大きい問題になるような気がします。政府も東電も自らは積極的にこのことには触れようとはしていません。やっと恐る恐る顔色をうかがいながら情報を小出しにしているといったところです。かつて薬害エイズ禍の時に被害者に土下座をして謝罪したあの菅直人の唯一の自慢話。あれがパフォーマンス以外の何ものでもないと云われることを打ち消したいのなら、この問題を取り上げない訳にはいきません。もちろん、あの無能なリーダーがやるなんて思ってもいませんが。

3.11を境に歴史は変わったと云われていますが、日々、それを実感しています。1995年1月に阪神淡路大震災があり、その年の3月にサリンによる無差別殺人が起きた時も、漠然と持っていたニッポンの安全神話の終焉を感じたのですが、今回の震災、それに伴って起こった人災ともいうべき原発事故は、それと較べようのない大きな転換点になってしまったことを痛感します。オカルト教祖の麻原彰晃というリーダーはまったく理解し得ない人格でしたが、今の我がニッポンのリーダーも… 

悲しいですね。

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★連日の投稿ありがとうございます。お名前が分かりませんので、これから親愛をこめて「Mr.X」と呼ばさせて頂きます。よろしく。
 読者の皆さまへ:NHKスペシャルをご覧になれなかった方は、その一部を紹介したこちらのホームページで。ショッキングな映像です。この番組は7月9日(土)NHK総合16:30〜17:20で再放送されます。
 次の「子供の45%が甲状腺被曝」はこちらの小出裕章氏のブログでご覧ください。

読者から

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CO2の排出がない原発は、地球の温暖化を避けるためには有効なものと信じて疑っていませんでした。今回の福島原発事故を機に、これまで知らなかった多くの事実に驚かされていますが、原発と海水温の上昇との関係に次のようなことがあろうとは思いもよりませんでした。

岩上安身オフィシャルサイト 2011年4月1日 小出裕章氏へのインタビュー
http://iwakamiyasumi.com/archives/8030

【抜粋:原発からの二次冷却水による海水温への影響】

小出:
100万キロワットとは何かというと、電気になっているのが100万キロワットという意味。炉心では300万キロワット分の熱が出ている。残りの3分の2はどうするかというと、海に捨てている。そんなばかばかしい非効率な装置。しかも200年前にジェームスワットが発明した蒸気機関の原理をいまだに使っている。効率はあがっているが熱効率はいまだに33%しかない。残りの66%は捨てるしかないという馬鹿な装置。ここでは、一秒間に70トンの海水を引きこんで、その温度を7度上げるということをやっている。荒川や多摩川で一秒間に30トン、40トンぐらい。淀川で、1秒に150トン。日本全国でも一秒間に70トン以上流れる川は30もない。日本屈指の大河が原子力発電所ひとつつくると現れて、その温度が7度も上がっている。7度というと、お湯の温度をそれだけ上げて風呂に入れるかというと、そんなことができないくらいの温度。とてつもない温度上昇。海にはもちろん生き物もいるが、その生き物たちは生きられなくなる。代わりに温かい環境が好きな生き物が来るからいいじゃないかと言う方もいるかもしれないが、少なくとも、そこの生態系は破壊されてしまう。日本近海は世界平均の海洋の温度上昇の何倍も高いスピードで温度が上昇している。

岩上: 原子力発電所の設置、それによる温排水と日本近海海洋温度上昇の実証的な関係の研究はあるのか。

小出: 厳密には立証されていない。ただし、日本にある54機の原子力発電所が1年間にどれだけの温排水を出しているかというと1千億トンになる。日本という国にはたくさんの川があるが、全河川でどれだけの流量があるかというと4千億トン。つまり、日本全体の川の四分の一にもなる水量を「熱い川」として海に流している。私の感覚で言えば、それで海が熱くならないのはおかしい。

岩上:地球温暖化の原因は二酸化炭素だとしきりに言われているがどうか。

小出:その主張がかなり有力だが、私は信じていない。二酸化炭素は確かに原因の一つではあるが、それだけでなく原発の温排水も一因だと思う。

岩上:CO2の排出規制のためには原子力だと、この何年間、かなり喧伝されてきたが間違いなのか。

小出:もともとから間違い。原子力発電所が生む核分裂生成物の始末まで考えれば、あまりにもばかばかしい。原子力発電をすればCO2の排出量が減るなどということは決してない。

岩上:今回、あらためて日本は津波に襲われやすい国なのだと実感した人は多いと思う。そんな国で海のそばに原発を建てるのは必須なのか。チェルノブイリは内陸だったが。

小出:チェルノブイリの場合は、そばに巨大な人造湖を作って、そこから水を引き込んで原子炉を冷やしていた。内陸にある原子力発電所は、大きな川のそばにある。川の水を使って冷却をするが、ただ川ではとうてい間に合わないので、冷却塔という空気中に放熱する巨大な装置が付随している。日本の場合は海洋国なので巨大な川はまずないし、巨大な人造湖を作るのも国土上難しい。といって、冷却炉をつくるには金がかかりすぎる。そのため、ともかく海沿いにつくるのが一番いいということで、ずっと海沿いに作ってきた。

岩上:原子力を推進していくうえで、海洋国で島国であるということは立地上、有利だと考えていた人たちも多いのか。

小出:海岸線が長いから原子力発電をやりやすいと思っていた人は多いと思う。

被災証明と高速道路無料について 昨日のつづきです

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昨日の記事で、読者から被災証明書に関して質問がいくつか寄せられました。
@Q:那須町のこの申請書の受付期間はいつまでですか?
 A:特に締め切りはありません。
AQ:この被災証明書があれば無料になる制度はいつまでですか?
 A:当面は6月20日から1年間とされています。
BQ:被災証明書の本人が運転していないと無料にならないのですか?
 A:そんなことありません。同乗していればOKです。運転免許証を忘れずに。
CQ:東北以外の地域で、被災証明書があれば無料になるのは東北自動車道浦和料金所までだけですか?
 A:そんなことはありません。制度上は高速無料措置は「最初の料金所まで」とお考え下さい。
 ですから、白河インターから乗れば、理論上は九州まで無料で行けます。たとえば、長野県諏訪に行くなら、
白河IC〜東北自動車道〜岩舟JCT〜北関東自動車道〜高崎JCT〜関越自動車道〜鶴ヶ島JCT〜圏央道〜八王子JCT〜中央自動車道と走り、諏訪ICで「白河からの通行券+運転免許証+被災証明書」を提示すればOKです。さらに諏訪ICで降りずに、中央道〜東名高速〜名神高速〜京滋バイパス〜名神高速〜中国道〜山陽道と走れば岡山や広島まで無料で行けますが、何キロになるんでしょうかね〜。

被災証明書のおかげで白河〜川口JCTの料金無料でした!

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那須町民は全員被災者と認定されることは以前にお知らせしました。被災証明書があり白河インター以北から乗り降りする車は東北道の通行料は無料です。これはてっきり白河より北、東北各県内のことと思っていました。
 ところが、です。白河インターから入れば、川口ジャンクションまで南下しても無料だよと聞きました。さっそく町役場に行ったら、上掲のチラシがあり、確かに無料!だと知り、被災証明書を発行してもらいました。申請書に記入し、運転免許証と印鑑があればその場でOKです。白河ICで通行券を取り、浦和料金所で「被災証明書」「運転免許証」「白河からの通行券」の3点を提示したら東北道確かに無料! ちょっぴり申し訳ない気分でしたが、ヤッターと、うれしくなりました。
 なお、帰路、東北道に進入するときも必ず通行券をもらい白河IC以遠で降りること。うっかりETCを使うと特権はなくなってしまいます。

読者から

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下記URLに入り、日付:5月23日 発言者:小出裕章を選んで「検索」ボタンクリックして下さい。

全体は長いですが、開始後5分頃から小出さんの発言が始まりますのでカースルを強制的にそこに動かして下さい。次の発言者の後藤氏(元東芝の格納容器設計者)の意見も迫力あります。これだけの意見を聞いたにもかかわらず、この席にいた政治家は一ヶ月経った今、どう動いたのでしょうか。

後半に質疑応答があり、小出氏も後藤氏も緊急にやらなければならないことの指摘をしているにもかかわらず、そのまま何も変わらぬ状況が続いていることが悲しい限りです。

この参院の参考人招致の内容がほとんどメディアでニュースとならなかったことも悲しむべき一面です。

http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

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★最初から見れないと諦めていた「参院の参考人招致」の映像が、インターネットの使い方次第で、ノーカット完全版でこんなに鮮明に見られるとは知りませんでした。すばらしい投稿ありがとうございました。
 ただ、パソコンに不慣れな読者には、ご覧になれなかった方もいると思います。キーワードに「行政監視委員会」を加えて、再度トライしてみてください。    (居候)

和洋中、なんでもそろう 黒田原 喜文亭

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外食にするか、と決めても食べたいものが思い浮かばず取りあえず飛び込むのに便利な大衆食堂。そんな時愛用していたのは町役場前の「レストラン大原」ですが地震で大被害を受け目下建替え中。オープンには当分かかりそうです。
 そこで最近行くのがこの「喜文亭(きぶんてい)」。自然村から車で10分、ファミリーマートのすぐ先です(地図)。何年か前に全面建て直してなかなか立派な構えですが、なんでもござれのメニューと店内の雰囲気は極めて庶民的。営業11:00〜20:00(ラストオーダー)、水曜休み。電話0287-72-0141

那須町はエライ! 住民に放射線量測定器貸出しを始めました

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放射線量測定器、つまりガイガーカウンター。自分の身辺やマイ菜園を測りたいと思っていても、買うには高いし良いとされる機種は入手困難。ちょっとでも借りられたらと思っている人は多いことでしょう。
 それが、住民なら誰でも簡単な手続きで貸し出すという那須町。ネットで調べましたが、個人に無償で貸す市町村は那須町しかありません。全国初の快挙です。
 電話で予約し、町役場の住民生活課で上掲の申請書に記入すればOK。詳しくは那須町公式ホームページで。申請書のプリントもできます。
 クリック⇒那須町公式ホームページ:放射線量測定器を貸出します!