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ツクツクボウシ異変

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まだまだ真夏の暑さが続く自然村です。いつもならアブラゼミの鳴き声で暑さが倍増する時期なのですが、今年は8月になると同時にツクツクボウシが一日中大合唱。すごい数でアブラゼミの声を掻き消しています。いつもなら8月下旬から、夏の終りが近い事を知らせてくれるセミなのに・・・。
 いろいろ調べてみました。ツクツクボウシは東京などでは一般に晩夏のセミとされていて、実際にそうなっているが、近年は東京でも、夏の初めにツクツクボウシの声を聞く機会が少しずつ増えている事実があるそうです。こうした傾向の原因が地球温暖化にあると言われていて、仙台や盛岡でアブラゼミが減少、冬の寒さに弱く局地的だったツクツクボウシは逆に増えているとの報告もありました。
 8月6日午後、まさに酷暑のなか、”ツクツクボウシ in 自然村”を録音しましたが、実感よりは音が小さくなってしまいました。ボリュームを最大にして聴いてください。
 ⇒http://youtu.be/yVvHlTeU3Y0
声はすれど姿は見つからずで写真はwikipediaより借用。左がオス、右がメスです。