個別表示

知っておきたい「雷」の話 第8回

第6回の続きです。また“家庭用耐雷システム”を見てみましょう。この図では雷サージの4つの進入路(電灯線、電話線、アンテナ、アース)をもれなくガードしています。工事費は別ですが4つの機器の合計金額31080円(税込み)。調べた限りではネットで割引き販売はしていませんでした。
 このシステムを取り付けるかどうかは自然村の家の利用頻度と置いてある電気製品の値段で判断すればよいでしょう。たまにしか利用しないならあぶない製品のコンセントを抜いて帰ればほぼ大丈夫ですから。
 永住の方やよく別荘利用する方には、最低でもサージ対応のタップ利用をおすすめします。安物でなく5000アンペア以上の耐サージのものを以下のHPを参考に、用途別に選びましょう。予算的には上記システムよりは低く抑えられます。
   ★http://www.sanwa.co.jp/seihin_joho/thunder_guard/spec.html
 繰り返しになりますが、どんな避雷製品をつけていても、雷が近づいてきたら、コンセントを抜く習慣をつけましょう。さらに高価なテレビやDVDデッキがあればアンテナ線を、パソコンやモデムのためには電話線を外すようにしましょう。