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水道パイプ物語 後編

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新設パイプの直径は5pと2pの2種類。5pは幹線用・支線用です。2pは戸別線、いわゆる枝管で、1本の枝管の利用戸数は水圧を十分に維持できるよう3軒以内としました。大元の水道タンクからは5系統の幹線に分かれ、系統ごとに「漏水測定メーター器」を設置しました。
 写真左は幹線と幹線の接続部分です。写真中はお分かりのように幹線と戸別線(枝管)の分岐部分です。戸別線を家のメーターに接続したのが右の写真です。
 ここで、皆さまに注意して頂きたい大切なポイントがあります。写真右のメーター(水量計)から先は皆さまの家の蛇口につながる訳ですが、この間は以前の古いパイプのままです。つまり、このメーター(水量計)から蛇口までの間のパイプが割れたりズレたりしていると、どんどん地中に漏れて、お宅のメーターの数値はとんでもない事になりかねません。今回の地震のエネルギーを考えるとどなたも必ず点検致しましょう。
 点検方法は簡単です。すべての蛇口を止め、水量計の蓋をあけ「針」をじっくり眺め、ピクリとも動かなければOKです。万一、針が回っていたら管理事務所に連絡しましょう。連日、大きな余震が続いていますので、別荘利用の方は必ず元栓を閉めてお帰り下さい。