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自然村の放射線量はどのくらいか

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昨日おとといの記事を受けての話です。自然村の放射線量はどうなのか、栃木県と那須町が発表した数値で推量してみました。

 年間の許容量は1ミリシーベルト以下、が現在、一応の目安となっていますね。この年間1ミリシーベルトを、連日発表・報道されている1時間あたりのマイクロシーベルトの値に換算すると、0.285μSv/hとされています(論外の年間20mSvは、換算値3.8μSv/h)。

 上表左は県の測定で、那須町立図書館の数値がおよそ0.38μSv/hです。右表は那須町の測定で県と同じ地上50センチでの測定です。図書館の隣の黒田原小学校の数値が倍近いのは、下がコンクリートか土かの違いによるものです。

 さて自然村ですが、もちろん「土の上」の測定値を考えます。自然村の位置は黒田原小学校と芦野小学校のほぼ中間ですから両校と同じ0.71μSv/hと考えてよいと思います。あくまで屋外の数値ですが、年1mSvの2.5倍なので、高久町長の言うとおり自然村も”被災地”となるのでしょう!?

<蛇足> これはあくまで体外被曝の話です。それより、数値を測定しにくい、食べ物による内部被爆はもっとこわい、と昨日の投稿で改めて思い知らされました。