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暑をもって暑を制す 真昼のお神輿見物はいかが

夏になると全国各地の八雲神社でいっせいに「疫神除け」の御利益を求めて祭りが行われる。栃木では足利、那須烏山、茂木町の八雲神社が名だたるところ。黒田原の八雲神社例大祭は毎年7月の第3土曜日、黒田原神社が執り行っている。今年は7月16日。暑いさなかの12時半に八雲会の若い衆が役場前の消防署跡地の駐車場から神輿が繰り出し町なかを巡行する。地元お囃子会子供たちによる囃子の演奏もある。去年のスナップ写真がこのサイトで見られます。問合せは黒田原神社0287-72-0228へ。

<参考> 八雲神社は、牛頭天王・スサノオ(素盞嗚)を祭神とする。社名は日本神話においてスサノオが詠んだ歌「八雲立つ出雲八重垣妻籠に八重垣作るその八重垣を」の八雲に因むものである。総本社は京都の八坂神社。他のスサノオを祀る神社と同様、江戸時代までは「牛頭天王社」などと称していたが、明治の神仏分離により「牛頭天王」という社号が禁止されたため、祭神を牛頭天王と習合していたスサノオに変え、社名もスサノオに因んだものに変更したものである。