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自然村の放射線量測定を終えて

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編集部では4日間をかけて、村内約70箇所を3ブロックに分けて測定しました。その結果を地図上にまとめてみて以下の事が分かりました。
 @場所によって数値のバラつきが大きく、同じ敷地内でも1メートル違うだけで0.1〜0.2μSv/hは違うことが多いこと。
 Aある程度の広さから数値をみると、地形、植生、土地の高低、日照の度合いなど、環境による差異がでるかと思っていました。しかし、立地による違いはほとんど感じられず、むしろスポット単位の数値のバラつきの方が大きく出ました。
 B具体的な数値で自然村全体をみると、地上1mの場合、0.6から0.9μSv/h台の間がほとんどでした。0.6μSv/h以下は1ヵ所、1.0μSv/hを超えるスポットは3ヵ所ありました。

 以前、かわら版(6月26日)では自然村の放射線量は、黒田原小学校と芦野小学校のほぼ中間の位置ですから表土除去前の「両校と同じ0.71μSv/hと考えてよい」と推計しましたがそれがほぼ証明されたと言ってよいでしょう。

 写真は、わが家の数値です。村内では高い方の数値が出ました。写真左は庭0.89μSv/h、写真中は野菜を植えている場所(菜園とはとても呼べません)0・95μSv/h、写真右は室内(1階居間)0.24μSv/hです。わが家は老夫婦2人住まいなので気にはなりませんが、毎年夏休みに遊びに来る息子夫婦と孫たちには「今年は来るな」と言い聞かせました。最近になって、どうしても孫が来たいというので、やむを得ず「外で遊ばないこと、1泊だけ」を条件にOKしました。
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★かわら版編集部では、ご自分の敷地の線量を知りたい方に測定場所が分かる写真を付けてメールでお知らせします。ご希望の方は
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★申込先:かわら版編集部 震災専用メールアドレスsattey@nasu-takumi.com
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★申込み締め切りは、測定機器(堀場製作所PA1000)の編集部借用期間の都合上、8月3日(水)といたします(かわら版休刊中の1、2、3日も受付けています)。受付後、3日以内にメールでお知らせします。