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文部科学省、やっと東京都と神奈川県の汚染マップを発表

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航空機による測定ですが、ついに関東1都6県がそろいました。これで、われわれ一般庶民がおおまかですがやっと関東全域の汚染状況を知ることができるようになりました。
文部科学省による東京都及び神奈川県の航空機モニタリングの測定結果について

 解説は、この前の埼玉・千葉県の時と同じ朝日新聞の asahi.com にしました。
⇒asahi.com10/6:東京・神奈川含む汚染マップ公表 一部で1万ベクレル超
 小出裕章氏の音声による解説(一部)も紹介しましょう。
⇒MBS(毎日放送)ラジオ10/11:「種まきジャーナル

 地上での実測数値を知りたい時は、市町村単位にインターネットで検索すれば、バラつきがありますが、詳細をかなり調べられるようになっています。
 例;那須塩原市のホームページから、この「那須塩原市放射線量マップ(PDFファイル)」を見ることができます。試してみてください。

<追記> ご存知のように発表されている空間被曝量は1時間のマイクロシーベルト(μSv/h)で表わされています。これを年間に換算してミリシーベルト(mSv/y)で見るときは落とし穴があるので注意が必要です、と読者のP子さんから連絡がありました。

P子さん「世田谷区の3.35μシーベルト/hラジウム騒動がありましたよね。はじめは2.7μシーベルトが出た!と報道されましたが、これは、2.7x24時間x365日=24ミリシーベルトもの年間被曝量になり、20ミリシーベルトを超える高線量になります。ところが、報道は年間15ミリにしかならないから問題ないと云っていました。武田ブログで分かったのですが、これは一日に14時間だけ被曝し、残りの10時間は線量ゼロのところで過ごすという前提での計算だったようです。とっ、とんでもない話です。空間線量ゼロなんていう場所はもはや何処にもないでしょう!
 もちろん、食料や飲料水、呼吸などで被る内部被曝をまったく考慮していません。こんなことで、善良な市民が安心・安全だと納得するとでも思っているのでしょうか」