個別表示

読者から

アップロードファイル 1KBアップロードファイル 1KBアップロードファイル 1KB

2011年もあと一ヶ月余となりました。時間の経過と共に放射能汚染に対する意識も希薄になりがちかも知れませんが、これからがより一層の注意を払わなくてはならないと思います。政府の食料品に関する暫定規制値は年間の推定被曝量を5ミリシーベルトまで許容する前提でしたが、来年4月からは、これを年間1ミリシーベルトまで引き下げると言ってます。厳しい規制値を設けることは良いことではありますが、そもそも、これまでの日本の法律では全ての被曝総量を1ミリシーベルト以下にすることが法律で定められていました。福島原発の事故以降はこれを守ることは到底できないので、この法律は完全に無視されてしまっています。法律で謳う1ミリシーベルトとは、外部被曝と内部被曝の両方の総量ですから、食品だけで1ミリシーベルトというのは、まだまだ国側の事情で決めた緩い規制値だと思っていなくてはいけません。添付の最新の汚染マップがありますが、ここで3〜6万ベクレル/u以上の範囲に入っている地域は特に注意が必要です。本来であれば、4万ベクレル/uであれば放射線管理区域に指定され立ち入りが禁止されなければならないのです。そのような土地から収穫された農作物や自然の恵みには当然、多くの汚染が予測されることや身体への外部被曝も考慮しなければなりません。

国や自治体は現在の状況をはっきりと伝えようとしてくれませんから、厳しい事実ではありますが、事実をきちんと受け止めて、自分たちで不必要な被曝をしないように自己防衛をして行かなくてはならないでしょう。

先日、NHKで1987年に放映されたチェルノブイリを取材した番組を放送していました。事故の翌年に放送された番組で、丁度、今の福島の状況に当たるような感じでした。番組後半では、事故後25年が経過した現在の様子も紹介されましたが、きめ細かい食品に対する測定の実施などもされているのを見て、何故、日本もそのようなことを即刻しようとしないのかと思いました。

放射性セシウム:最新汚染マップ
http://mainichi.jp/select/today/news/20111111k0000e040071000c.html

栃木県のキノコの汚染
http://savechild.net/archives/11682.html

小出裕章氏が「東日本の汚染マップ」分析(”たね蒔きジャーナル”をクリック!)http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65775463.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★Xさん、投稿ありがとうございます。日本人は皆自分で自分の置かれた環境を、
しっかりと見つめていくべきと改めて深く思いました。これからもアドバイスをお願い
します。 (世話人)