個別表示

伊王野に新名所誕生 弁慶の下駄掛石

アップロードファイル 66KBアップロードファイル 80KBアップロードファイル 67KB

安土桃山時代までみちのくへの大動脈だった東山道にある伊王野。義経伝説が多く残っています。弁慶(下駄掛)石は治承4(1180)年、平氏追討のため奥州平泉から鎌倉へ向かう途中、弁慶が道の傍らの大きな石を指さし、「那須山で修行した時、下駄に挟まった石を取ろうと蹴ったところ、ここまで飛んできた」と話し居並ぶ者たちが笑い転げたという伝説に基づきます。
 元祖弁慶石は昭和初期の国道拡幅工事の際に散逸し、地元の努力で80年振りに復元されたものです。那須の山から運び出した幅3m、奥行き2m、重さ約10トンの自然石で、先月行われた開眼法要名残りの板牌が残っていました(写真右)。年内に鉄下駄と案内板を設ける予定だそうです。
 国道294号線、道の駅東山道伊王野の先、りんどうライン入口の交差点の角にあり、目立つので見逃す心配はありません。車3、4台が駐められます。