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自然村Mさん、菜園の野菜の放射能測定結果を教えてくれました

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銀河台にお住まいのMさん、野菜作りの腕と知識はプロ級。広いマイ農園(写真)では数十種類の野菜を無農薬・有機栽培で育てています。
 「自分で食べるのは気にしないけど、人さまに分ける事もあり調べたかったんです」とかわら版で知った砦プロジェクトの計測室にダイコンとサトイモを測定してもらいました。その結果が上表です。
 I-131が沃素、CsはセシウムでCs-137とCs-134に分けて表示されていました。K−40はカリウムで天然に以前から存在するもので無視してよい数値だそうです。
 沃素はよく知られているように半減期が短いので全くゼロ。セシウムは137、134を合わせてもサトイモで10.84ベクレル、ダイコンは検出できず、でした。
 「とても低い数字でホッとしました。次は土を持ってくるので調べてほしい」と言ったら、計測技師の方が笑って「測る必要ありませんよ。あなたの菜園は注意するような数字はでません。測定費用の無駄です」と答えてくれたそうです。

<蛇足> 国の暫定基準の「野菜500ベクレル以下」は問題外として、チェルノブイリ事故から25年を過ぎて厳しいといわれるウクライナは40ベクレル以下です。また、スーパーのイオングループは50ベクレル以上の放射性物質が検出される産物は販売しないそうです。
注:この記事に出ているベクレル数値はすべて1キログラム当たり、です。