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奥の細道の「田一枚植て立去る柳かな」にちなみ、昔の田植え風景を、遊行柳近くの田んぼで再現する「田植え祭り」は年々人気が高まっている。
代掻き唄に合わせて、農耕馬を引いて苗代掻きの後、芭蕉が眺めたであろう早乙女姿の女人達で田植えが行われる。祭りは午前10時から遊行庵前(地図)で。周辺に駐車場所を探す時間をみて早めに出かけたい。
左の写真は遊行柳付近の5月下旬の田んぼ風景。この祭りのため遊行庵前の一枚を田植えをしないで残している。当日、那須歴史探訪館は無料開放される。
火の山、那須岳の怒りを鎮めるために始まったという勇壮な火祭りで、観光客も多く訪れる。夜の7時半から10時位まで那須湯本の殺生石を舞台に繰り広げられる。
白装束に身を固めた人々が神社から殺生石まで松明(たいまつ)行列。そして大松明(御神火)へ火が放たれ、九尾太鼓のリズムが響く。白面金毛九尾の狐に紛した男たちが、大松明に浮かび上がる姿は豪快で幻想的な雰囲気が漂う。 左の写真は那須町広報平成19年5月号の表紙。真ん中は今年の那須町商工会のカレンダーです。
<参考>祭りの様子と「九尾の狐」伝説が分かる、良く出来たホームページがあります。5年前の記事ですが中身は毎年ほとんど変わりません。沢山の写真と詳しい案内文で紹介していて、特に写真は上手で見ごたえあります。
クリック⇒Visual紀行「旅ゆけば」/2009.05.23 那須殺生石:御神火祭
この「フラフェスティバル IN 那須」は、東日本大震災の復興と町おこしを目的で始まり、町の人気行事になりつつあります。3部構成になっていて、
⚫︎第一部
・ハワイアンバンドとボーカル、ダンサーによる舞台。
「たかはし 晃とブルークリスタルズwith プアオレナ」
⚫︎第二部
・フラダンスコンテスト(初企画)
⚫︎第三部
・プロによる古典ダンス
「風間喜恵子とハラウ・フラ・オ・レイフルマモ」
また、屋外に特設会場が作られ、那須の特産品や野菜などを販売。
<参考に> 一昨年の写真記録を那須町ホームページに見つけました。
しかも電動アシスト自転車でスイスイという何とも魅力的なイベントです。
日時は5月26日(月)10時から午後1時、遊行茶屋(写真左、地図)集合。募集定員11名、参加費2000円ですが電動自転車レンタル代と遊行茶屋での昼食付き。主な見どころは堂ノ下の岩観音(写真中)、健武山温泉神社と新緑の遊行柳(写真右)。申込みは先着順(自転車に乗れる身長139p以上の人)で締切は5月21日(水)。問合せ申込みは遊行茶屋へ電話0287-74-1061またはFAX0287-74-0727またはメールasinooohira※yahoo.co.jp (※は@に替えて送信)で。
80年以来、毎年、日本公演をしている世界でいちばん親しまれている現代ピアニスト、「渚のアデリーヌ」のリチャード・クレイダーマン。今年は県北の音楽の殿堂である那須野が原ハーモニーホール(写真中、右)にやってきます。
公演日は5月24日(土)と紹介が遅くなってしまいましたがまだ、チケットは大丈夫のよう。詳細はハーモニーホールHPのクレイダーマンのページで。
彼は前向きで責任感が強く、東日本大震災の2011年、多くの海外アーティストが日本公演をキャンセルする中、クレイダーマンは予定通り日本公演を行っています。2012年には被災地を訪れ、その模様は「TOMORROW beyond 3.11」の名でNHKのBSで放送されました。
<つぶやき> 私の一番好きな彼の曲は「ほほえみのバネッサ」です。どんなに沈んでいる時でも、じわじわと元気が出てくるんです。