まなぶ.

地図ファンと鉄っちゃんには興味津々の資料です

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左の写真は自然村前の県道ですが、昔は東北本線の鉄道線路でSLが走っていたのです。
 貴重な資料を入手しました。戦前は”参謀本部の地図”と呼ばれていた5万分の一地図です。明治43年(左)と昭和2年発行(右)の黒田原付近です。
 見どころは鉄道線路です。左図では1887年(明治20年)に開通の東北本線が自然村平成門前の県道を確かに走っています。それが勾配とカーブがきついのでほぼ今の路線に改良され開通したのが1920年(大正9年)で右図で確認できます。左図では今の町役場の場所にあった黒田原駅も、右図では現在地に移っているのをじっくり確かめて下さい。

オツネントンボ

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冬まぢかの自然村でこの小さなトンボを時折り見かけます(写真左)。糸トンボの仲間のオツネントンボです。オツネン=越年で、成虫のまま冬を越す希少種であり 9つの都府県で絶滅危惧種に指定されています。
 ほかの糸トンボは綺麗でかわいいが、彼は冴えない枯れ枝色の体に、疲れたおじさんの風貌。その姿になぜか親近感を覚える私です。右の写真は今年の2月、挨拶もなくわが家に入り込み数日間滞在していたおつねん君です。

<参考> ご存知のように普通のトンボは若いうちはヤゴの姿で冬も水の中で過ごしています。変わり者のおつねん君の一生はこちらを。

ブルーベリーの葉っぱの日焼け

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秋も深まり紅葉がきれいな頃です。赤、黄、オレンジ色と様々な色が美しい紅葉です。
我家のブルーベリーの葉っぱも黄色から赤く色付いてきていますが、よく見ると葉が重なった部分は赤くならず黄色のままなのです(写真左の黄色い部分が重なっていた部分)。葉っぱも陽に当たった部分だけ日焼けするのかな?  調べてみますと、葉の赤色は色素「アントシアン」に由来し、アントシアンは老化の過程で新たに作られるものらしいです。アントシアニンは光の害から植物の体を守る働きを持っている為、老化の過程にある葉(つまり紅葉)でクロロフィルやカロテノイドを分解する際に葉を守るために働くらしいです。重なった葉の部分は光の害が少ないということですね。

こんにゃく作り教室

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「おいしい手作りこんにゃくと柚子味噌を作ります」というめったに体験できない講習会で、主催は伊王野公民館(写真)です。期日は12月9日(金)、午前10時から午後3時まで。生徒さんは昼食持参くださいというミッチリの授業です。講師は緑川太一氏。定員は15名、申込みは公民館0287-75-0002、締切は11月28日(月)、応募多数の場合は抽選になります。材料費500円、昼食のほか準備品としてゴム手袋などが必要で詳細は参加者に後日通知をするとの事です。地図:伊王野公民館

19日(土)、「黒田原の歴史」についての講演会

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黒田原の町の歴史は、明治政府で要職を歴任の山田顕義伯爵が黒田原一帯の官有原野の払い下げを受け、山田農場を開いてから始まります。養蚕や農耕馬の生産から畑作、稲作、薪炭の農林業が行われ、生産物出荷基地・黒田原駅を中心に街並みも形成されていきました。
 この講演会では山田伯爵の子孫である山田顕喜先生が講師とのこと。きっと貴重なお話がたくさん聴けるでしょう。講演後の第2部・映像も楽しみです。会場の「まちづくりセンター」は那須町役場前(旧ムロイ金物2階)です。