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芭蕉と那須町のテーマ展

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那須歴史探訪館で6月10日(日)まで開催中。
(写真入る)
奥の細道で、芭蕉は那須町では旧暦の4月16日から19日まで4泊しています。ルートは黒羽から鍋掛で那珂川を渡り、高久村の大名主だった高久家に2泊してから那須温泉に向かい湯本で2泊しています。

芭蕉は高久家に泊めてもらったお礼に、連句で芭蕉が発句し、曽良が吟じた第2の句を懐紙に記し、名主の高久覚左衛門に贈りました。

 落ちくるや 高久の宿の郭公(ほととぎす)  芭蕉

  木の間をのぞく 短夜(みじかよ)の雨  曽良

(写真入る)

この高久家に今も残る懐紙は、芭蕉の自筆と云われる貴重な資料で、今回のテーマ展の目玉です。
入館料は200円です。自然村から車で芦野の歴史探訪館まで15分足らず、大型連休中に来られた方もちょっと探訪してはいかが。

<ひとこと> 那須温泉湯本に泊まった翌日、芭蕉と曽良は芦野を通り白河の関のある旗宿に泊まっています。途中、立ち寄おなじみ芦野の遊行柳です。ちょうど新緑の柳が鮮やかです。ついでに立ち寄りましょう。
(写真入る)
田一枚 植えて立ち去る 柳かな